犬神スケキヨ~さざれ石

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「日本死ね」という観念論

2016-03-12 12:24:24 | 草莽崛起
保育園落ちた日本死ね!

こんなものが話題になっておりますね。

"死ね"と言って、日本が本当に消えたらどう生きていくんでしょうね?

保育所どころじゃないと思いますよ。

またこの匿名のブログを取り上げ、わざわざ国会て質疑する野党。

これは、私が一番嫌いな「観念論」です。

匿名で真偽も解らぬ物にいちいち答弁などする必要はありません。
匿名で真偽も解らぬ物を取り上げていたらキリがない。

ある種、工作で発言する他国の匿名文書に答えるのか?
工作の為に匿名で真偽も解らぬ物を発言する可能性もある訳です。

また、「日本死ね」などと言う言葉が問題にならない現在の日本社会こそ問題です。

政権批判の為の批判でしかありません。

また保育所を保健所と言い間違えた安倍総理大臣に対して「子供がいなくて、子育ての経験がないから間違えるんだ!そんな人間に子育て支援できるのか?」
などと疑問を投げかけたアホの民主党枝野某

では我らは福島で起きた原子力災害を初めて経験しました。
未経験の原子力災害を終息出来ないのでしょうか?

アホの菅直人は未経験だから福島の対応の失敗は仕方ないとホッカムリするつもりでしょうか?

論理的

アホな観念論が私は大嫌いです。

確かに、保育所に落ちれば感情的になるかもわかりません。人間ですからね、否定はしません。

しかし、真偽も解らぬ匿名のブログ一つでヒステリックになるなど観念論です。
さらにこれに乗じてアホな街宣で煽るなどはもっての他です。

例えば共産党の吉良某や民主党枝野某など、単なる日本人の皮を被る反日工作員です。

皮を被るだけなら、品川クリニックや東京上野クリニックで治りますが、日本人の皮を被る反日工作員は治りません。

私はデータで論理的に見ます。

事実、根拠、論理性。

見れば解る

安倍政権になって保育所定員は約40万人ほど増えています。

平成27年だけを見ても施設数で前年比1039施設(4.3%)増

定員数で前年比138830人(5.9%)増

これが事実です。

この数字だけを見ても安倍政権が真面目に取り組んでいないとは全く言えません。

しかし次の数字が問題です。
待機児童数です。

平成20年 19550人

平成21年 25384人

平成22年 26275人

平成23年 25556人

平成24年 24825人

平成25年 22741人

平成26年 21371人

平成27年 23161人

と、これだけ取り組んでいてもほぼ横ばい、或いは微増と言えます。

何故こうなるのか?

それは…潜在的需要を掘り起こしているのではないか?
と、言う事ではないでしょうか?

つまり、女性活躍を謳う現政権政策が、子供を預けて働く事を考えていなかった層を掘り起こしているのです。

預けて働く政策が成されていることで「じゃあ私も働きに出よう」と考える人を掘り起こしている現実がある訳です。

つまり、現在この過渡期にあり更に潜在的需要を掘り起こしていきます。
しかし、ある一定の時間が経過すれば待機児童数は減少すると思われます。

このデータを無視し、観念論で騒ぎ働く女性の味方なんて言う日本人の皮を被る反日工作員に騙されてはいけません。

大日本帝国の国家戦略~4

2016-03-07 20:58:54 | 大日本帝国
前回は「農地解放」による明治維新を述べましたね。

では、今回は特権階級と呼べる武士階級について、どんな明治維新を迎えたのか。

明治維新で損をしたのは?

農地解放による、ダイナミックな経済改革は、これまでの制度をぶち壊すものです。
得をする者もいれば、損をする者もいます。

農民は得をした代表です。

では損をしたのは誰でしょうか?

それは武士だったのではないでしょうか。

「地租改正」は、それまで武士が持っていた土地を農民に分配するものです。
結果、武士階級は生活の基盤である土地を失いました。

富国強兵プロジェクトには莫大な資金が必要です。
最大の財源として「武士特権の剥奪」でありました。

武士が持っていた既得権益を取り上げる事で富国強兵プロジェクトの財源としました。

現代で言うならば、会社の役員をばっさり切り捨て、会社再建の費用を捻出するようなものです。

しかも武士の既得権益を奪ったのは、武士自身です。

この辺りが明治維新が「革命」ではないと言うことです。

既得権益に虐げられた階級が既得権益を打ち破り、自らの手で国を作る。
それが、世界で起きた革命です。

しかし日本の明治維新は既得権益が既得権益を打ち破り新しい国を作るのです。
既得権益が自らの既得権益を打ち破る。
それを革命とは呼びません。

かの坂本龍馬も下級ではあっても武士です。
既得権益側の立場です。
その既得権益で飯を食う人間が自らの食い扶持をぶち壊すのです。
これを革命とは呼びません。

明治新政府の要人は大部分が武士です。

武士特権剥奪に際しアホの左翼などは「薩長武士だけは優遇された」とほざきます。

確かに要人に薩長の武士出身者は多かった。
しかし、制度的に優遇された事実はありません。
「薩長閥」があったけれど、それは政治的派閥であって決して「制度的優遇」があった訳ではありません。

国の制度としては薩長も諸藩の武士も同じ扱いで、薩長武士も同じ様に特権を剥奪されています。

路頭に迷った武士階級出身者からは、明治新政府の指導者達は恨まれたものです。

武士団解体と言う軍制改革を実施しようとした大村益次郎は明治2年に暗殺されています。

また大久保利通も暗殺されています。

大久保利通は特に出身地の薩摩で強い恨みを買っており、鹿児島に彼の銅像が建てられたのは没後100年です。

明治新政府の要人は出身母体を自ら切り捨てる事でプロジェクトを推進しました。
自らの身を捨てても合理性を取る。
これこそが明治維新成功の大きな理由ではないでしょうか。

敵も味方も

明治維新の大変重要なスローガンは

「人材の登用」

門閥や立場、身分などにとらわれず優秀な人材を採用することにあります。

人材の登用は組織を合理化し、活性化する上では大変重要です。
しかし、これを実行するのは簡単なことではありません。

門閥や立場や敵味方を超えて広く人材の登用をすれば必ず利害がぶつかります。

とくに激しくぶつかり合った幕府側からの登用は感情的対立も生みます。
かなり困難なことです。

しかし明治新政府は旧幕臣からも積極的に採用しました。

最後まで明治新政府に抵抗した榎本武揚などは、3年ほどの刑期を終えると、そのまま政府高官に起用されています。
初代ロシア公使になっています。

当時はロシアと国境問題を抱えており、ロシア外交は特に慎重さを求められた。
その重要なポストに、つい5年前まで新政府と対立していた男を充てたのです。

明治8年には榎本武揚は中露特命全権大使として日露間で「樺太、千島交換条約」の締結を行い、日本の外交史に名を刻みました。

内閣制度発足後には文部大臣、外務大臣といった要職も歴任しています。

他にも幕府軍の実質的総司令官だった勝海舟も、明治新政府で初代海軍卿になっています。
敵の大将を新政府の海軍大臣にしたのです。

明治に活躍した旧幕臣は枚挙にいとまはありません。

実務を支える中、下級官僚にも多くの旧幕臣が名を連ねます。

明治4年には不平等条約改正の下交渉と欧米視察のために岩倉使節団が組織されました。
使節団は総勢46名。
うち10名が旧幕臣です。

明治新政府が如何に柔軟であったか。

明治政府はその後、首脳部の登用も門閥を廃し、能力主義に切り替えました。

発足当初の新政府は旧大名や皇族を中心に据えてきました。
これは明治維新はあくまで薩長のクーデターではなく諸藩が団結して天皇中心とした新国家を作る為です。

しかし明治4年の制度改正がなされると、明治維新で名を挙げた下級武士達が政権の中枢を担う様になります。
旧大名や皇族方では実質的に役に立たなかった、ということもあった。

明治新政府は「地位は高いが役立たず」を大ナタでばっさりリストラすることで、明治日本の活性化を達成した要因だと言えるでしょう。

我々のものだ!

2016-03-05 07:51:07 | 草莽崛起
今年は国政選挙の年です。

夏には確実に参議院選挙が行われます。

衆議院選挙も行われるかもしれません。

そして安倍首相は「憲法改正」について触れました。

我々の祖国が変わろうとしています。

誰のもの?

では、日本国憲法とそれにぶら下がる法律は一体誰のものでしょうか?

それは我々「主権者」のものです。

アホの和式リベラリストや反日勢力に言わせれば憲法とは国の暴走を止めるもの。
国が勝手な事をするのを抑止するものだそうです。

それは全く違います。

憲法とは我々がどう生きるのか?

それを示すものです。

本来、憲法や法律は先ず生き方や理念があって、それを具体化するものです。

つまり我々主権者が生き方や理念から憲法を制定せねばならないのです。

しかし、日本国憲法はみなさんご存知の通り我々の生き方に則していない。
当然です。
この憲法は我々日本人が作ったものでは無いからです。

だから、我々の生き方も理念もない。
作ったのはアメリカです。

その憲法に対しアホの左翼は「憲法理念」等と言っています。

それは日本人の生き方や理念ではなく
米国理念です。

つまり現憲法は日本人の理念ではなく米国人の考える生き方や理念です。

左翼の憲法理念を考えるならばアメリカナイズ或いはアメリカ人の生き方と言う事になります。

憲法や法律は我々日本人のもの。
それがアメリカということです。

守れ!と言うバカ

アホの左翼は現憲法を護持しろ!
そう言う。

現憲法は米国主義です。

つまりアメリカ精神を守れと言っています。

その憲法が「素晴らしい」と言っています。

アメリカ人になりたいのでしょうか?
ならば、アメリカに帰化すれば良い。
誰も止めません。自由の国です。
アメリカが作った憲法を変えるな!守れ!と言うほどアメリカが好きならばアメリカ人になればいい。

全くバカバカしい限りです。

本来憲法は我々の手で作るものです。
我々の手で作るからこそそこに我々の生き方が込められているのです。

そして法は時代や社会に合わなくなれば変えて行くものです。
生き方が変われば憲法も変わります。

先般のテロで、フランスは厳戒態勢の維持をする為に憲法改正をしようとしています。

憲法改正に触れると右翼と言われます。

では、超リベラル国家のフランスは憲法改正をしようとしていますが右翼でしょうか?

憲法第96条に改正条項があります。

憲法は改正して良いのです。

第96条が改正禁止を謳うならば、現憲法を絶対に変えてはいけません。
しかし、ハードルは高くとも改正禁止をしてはいません。

敗戦後71年目を迎え、我々の生き方は変わります。

今までは安全保障を憲法を作ったアメリカに任せて我々は経済規模を拡大して来ました。

経済と安全保障は紙の裏表です。

一枚の紙は裏表はあっても一枚の紙です。
裏と表が別々の紙を私は見たことありません。

その裏を米国に任せ、表だけやって来た。
だから現憲法でも、なんとなく生きてこれた。

しかし、世界は今壊れ様としています。
米国大統領選挙を見ていても、信じられないほどの無能候補しかいない。

明らかに米国が壊れ始めている。

世界の秩序が変わろうとしているのです。

世界的危機が起こる時、為替を見れば必ず円高に振れます。
これは、世界の通貨の中で日本の円だけは信用出来ると世界が見ているからです。
色々な問題を抱えていても日本は信用出来る。
日本という国は潰れない。

世界の秩序とは経済や安全保障です。
それが変わろうとしているのです。
もう、米国頼りの安全保障は成り立たない。

安全保障は経済と表裏一体です。

つまり、米国に頼れないならば自前の安全保障を考えなければならないのです。

それは敗戦後71年経ち我々は
生き方を変える
そういうことです。

生き方を変えるならば、憲法は改正しなければなりません。

我々の生き方を込め、理念を具体化した憲法に変えていかねばならない。

そんな時代になっているのです。