●本日午前7時快晴5.6℃
【HO-68の現状】今年1月20日にBeaconがストップする症状が出ました。翌21日には回復しBeaconは出ています。しかしそれ以来、モード切替のためのコマンドが通らないためと思われますが「BeaconOnlyモード」のままです◆私はこの衛星を使って333回交信していますが、今年1月11日にFM/PACSATモードでJA0CAW局と交信したのが最後です◆Beaconをワッチする限りでは正常です。しかし、幾つかの疑問点があります。BeaconOnlyモードでは三つのデータのみTelemetryしています①中継器の筐体温度:17℃から20℃位の間で変化しています②Beaconの送信電力:「mW」でTelemetryされますが、60~230mWくらいです。時々「430」という決まった数字が混じることがありますが、突出していて実際のBeacon送信電力を現しているとは思えません③Beaconのバッテリー電圧:このTelemetryも決まって5Vで、この数字以外を表したことがないのが少し変です◆へたをするとBeaconのTelemetryは「決まったパターンを流しているだけ」で実際を表していない可能性があります。この疑いは「430」という突出した数字が定期的に現れている気がするからです。もう一つの疑いはBeaconの送信電力がTelemetryでは変化しているのに、受信の際「信号強度の変化を感じない」ことにあります。今までにかなりの量の「Beaconデータ」を取得してありますので、突き合わせは可能ですが、時間と手間がかかりますので少し見合わせます。このようなデータ分析はコンピュータが最も得意とするところなので本当はやった方が良いのですが…◆このまま行くと中国朱玉の衛星も「1年1か月で使えなくなってしまった」ことになります。HPの運用スケジュールも昨年12月のままです。このことが「使えなくなったことを如実に表している」◆HopeOscar-58(開発名:XW-1)Callsign「BJ1SA」中国朱玉の本格的アマチュア衛星/重さ50kg/Typeとしては「MicroSatellite」2009年12月15日に打ち上げられました。約1年4か月経過しています。☆☆☆