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【電信マンだった伯父】今日のJARLメールマガジンを見ると、二アマ・一アマの試験から電信の音響受信が無くなるとのことです。受験しやすくなって良いと思います◆大正13年生まれの私の伯父は逓信省で電信マンをしていました。私はその伯父に電信を習いました。電鍵と音響機を持って何日通ったことでしょう。あるとき伯父の打った語を何であるか私が答えると「O(オー)」と「K(ケィ)」を打ち返すのです。最初何でOとKを打ち返すのか全く分からなかったのですが「OK」ですから「合っている」と伯父が言っている訳で、それがひらめいた時の喜びは今でも鮮明に覚えています◆「おかしい打ち方」は徹底して鍛えられました。その語のうちの一つが私のCallSignのラストレター「L」だったのですが、何か面白い巡り合わせです◆送信術の国家試験で、私が打ち終わった後「うん、よし綺麗!」と試験官が思わずつぶやいたのが、ヘッドフォンをはずした私の耳に聞こえました。当時は「綺麗に打つ」ことに関しては絶対の自信を持っていました。何しろプロ仕込みなのですから…◆伯父は当時、12か月教練するところ、兵隊に皆とられて人手がなく、直ぐ人材が欲しいので10か月で教練を終えたとのことです。郵便局に配属され、長いこと仕事で電信(電報)を扱っていたことになります。数々のエピソードは機会を改めて紹介したいと思います(随筆風記事)☆☆☆