●本日午前7時快晴-3.1℃ 大霜
【ARISSat-1を振り返って】「その1」
総じて言えば、マイナス面が目立ちましたが、良かったところから…①モードが多彩であった点。15か国語によるVoiceアナウンスがありました。音声が聞ける衛星は少ないので、楽しめました②SSTVの画像が鮮明に撮れた。4台のカメラは良く機能したと思われます。ギャラリーへはJAからも多くの局が受信画像を投稿しました③Telemetryを確実に降ろした点。1000bpsのBPSKという、P3Eで使われるであろうタイプのTelemetryをKURSKと合わせて2種類降ろした(400bpsは降りなかったがP3Eでは400bpsとの情報もある)④リニアートランスポンダーを積んでいたこと。交信数は少なかったようだが、音声中継器は衛星にはあってしかるべきもの⑤Telemetryデータの集約方法が確立されたこと◆教訓を残したこと「マイナス面」①バッテリーが早々とだめになってしまった②70cmのアンテナエレメントが折れてしまった③日照から14分経たないと機器がONにならない設定であった◆マイナス面は3つ?となるとバッテリーがだめにならず、70cmのアンテナが折れなかったとしたら完璧だったということになります。差し引き65点くらいでしょうか。ポイントの幾つかについて感想を加え、振り返ります(「その2」につづく)