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◆「コスモグラード」本日24日(月)付けで更新されました。大局的に捉えた「ロケット・衛星ジャーナリズム」と言えるでしょう。このような記事に触れる機会は少ない。
【面白くない衛星】「Hs'HailSat-2」なる静止衛星の話題は、AMSAT-DL(ドイツ)の会長Peter Guelzow氏のプレゼンテーションビデオが、週刊アムサットニュースに紹介されたことから急速に広がったように思えます◆カタールアマチュア無線協会が打ち上げようとしているこの衛星は、本当の静止衛星のようで、東経26°の赤道上に打ち上げられる計画のようです。EUで言えばルーマニアの首都「ブカレスト」が丁度東経26°です。この場合、北米、JA、オーストラリアがFootPrintに入りません。日本でアクセス出来ない衛星の話はまったく面白くありません◆Coverageの画像を見るとアフリカ大陸が堂々と入っていて目立ちます。すなわちカタール(Qatar)はアフリカの今後の発展に目をつけているのです(商用Transponderも搭載?)アメリカ、日本、オーストラリアはお呼びじゃない…(これは当Blogのかってな想像ですが)◆いずれにしてもAO-40のような、超高高度楕円軌道の擬似静止衛星ならば、地球自転によって、全世界が衛星にアクセスできる時間帯が発生するでしょうが、完全な静止衛星ではそう行かないところが、喜んでいいものなのかどうかわからないところです◆静止位置をあと10°東にずらしてくれれば、JAもカバーされそうですが、そうは問屋が降ろさない話でしょう◆アジア全体をカバーする完全静止アマチュア衛星は夢のまた夢か。
TeikyoSat-3 24.Mar.2014 11:30JST(02:30UTC)
Data Only
S1 52 8C 7D 7C
S2 7C 7A 1F 5D
00A8:00A8:0000:0000:H;596/P:1816/T:332337335335329:0
S1 53 7B 7B 7A
S2 7B 78 1F 5D
S1 52 7A 7A 7A
S2 7A 77 1F 4D
00A8:00A8:0000:0000:H:591/P:1816/T:332336335330335:0
TeikyoSat-3 24.Mar.2014 21:09JST(12:09UTC)
Data Only
S1 56 73 73 73
S2 73 7A 1F 5C
00B0:00B1:0000:0000:H:591/P:1816/T:332337336331335:0
S1 57 73 73 73
◆信号相変わらず弱いです。後半LOS近くになってCWのToneが相当濁りました。何か変化があるということは衛星内部の変化、それはコマンドアップに繋がることなので良い傾向と思っています。果たしてどうか。
21:59のAO-73 ■交信(CW)JH3GCN ★11.17~14.46kHz ◆SSBでCQを出しましたが、どなたからも応答はありませんでした。ちょっと気取って海外局へ「このように聞こえているよ」と紹介する時用にアナウンスQRVして音声録音ファイルを作成。ずっと5Wで上げていました。最初、自分のDownはずれていて、音声が甲高いですが、真ん中あたりで完全ループを採るためにアップ周波数を動かしたのが分かると思います◆CWは余り好みではないのですが、CWの交信の方がむずかしく感じました。この衛星とにかく周波数がどんどん動いて行ってしまいますので…。