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【夢を語る】「面白くない衛星」フーテンの寅さんではありませんが「それを言っちゃぁおしまいよぉー」少し反省して、夢を語りましょう。将来アジアをカバーする衛星が打ち上げられないとも限りませんから…。
PHASE-Ⅰ 実験的な衛星
PHASE-Ⅱ 実用的だが通信可能範囲が狭い低軌道の衛星
PHASE-Ⅲ 北半球側に遠地点を持つ周期12時間程度の超楕円軌道の衛星
PHASE-4 静止軌道衛星
PHASE-5 惑星もしくは深宇宙、宇宙船(PHASE-6?)
今回、発表された衛星「Es'HailSat-2」はPHASE-4とのことですから、静止軌道衛星となります。一言に静止軌道と言っても課題は多く、とても一言では語れませんが、ざっと上げてみますと…
①静止軌道は有限で貴重な場所、多くの衛生がひしめきあっている
②赤道上の東経(西経)何度に上げるかは、最重要事項
③静止軌道までに持って行くロケットか、自力推進ロケットが必要
④軌道高度を維持するため(スラスター)の燃料が大量に必要
⑤スラスターの燃料を使い切った時点で、他の機能が正常でも寿命
⑥遠距離なのでゲインのあるアンテナ、大きな電力が必要
⑦衛星自体が大きくなる
⑧運用管理に多大な費用と時間がかかる
これらを克服して打ち上げようとするのですから、成功すれば「夢の実現」と言えなくもありません。
TeikyoSat-3 26.Mar.2014 11:07JST(02:07UTC)
Data Only
S1 51 7E 7E 7B
S2 7B 78 1F 5C
00A8:00A8:0000:0000:H:596/P:1802/T:332335334329333:0
S1 51 7E 7D 79
S2 7A 79 1F 5C
S1 52 7C 7C 78
S2 7A 79 1F 5C
◆信号弱いです◆Data画像は3月19日~26日のデータを集約したものですが、ほとんどのデータが変化なく表示されます。唯一それらしく変化が見られるのがPanel+Y Tempでした。昼夜を通して全く変化がないというのは、宇宙空間ではあり得ないのではないかと思われます。もちろん、解析bit範囲内の変化は採集出来ないと思いますが、その程度の範囲内に収まっているとなれば、それは精密・正確であり喜ばしいことです。粘菌仮眠室の温度・湿度・気圧などは一定であることに越したことはないはずですから…。