ヨーロッパの限りない大地

ヨーロッパの色々な都市を訪問した思い出をつづっていきたいです。

マルセイユ沖まで響く関西弁

2006-04-18 23:16:15 | フランス物語
翌日、朝から地下鉄で会場に行き、そこで1日、外に出ず、半軟禁状態である。
昼食も、会場内で売っていた、冷たいサンドイッチだけだった。
そんな中で過ごす内、こちらに晩のお誘いが来た。
またブイヤベースだが、この日は少し高級なものらしい。
もともとブイヤベースというのは、単なる魚のごった煮で、庶民的な食べ物らしいが、食べ物も進化するものらしい。
自分のグループでは、結構疲れていた人が多く、断る人も多かった。自分も少し疲れていたが、折角の機会と思い、お誘いに乗ることにした。
夜、タクシーでレストランに向かう。途中ライトアップされた要塞のそばを通る。
海に面したレストランに到着する。
ここでのブイヤべースは、ちゃんと丁寧に魚の切り身を取り分けたりしてくれる。上品で、あまり食い散らかす事もなかった。これならきれいな女性と食してもサマになる。
しかし、ここで驚いたのは料理ではなかった。
メンバーの一人に、いわゆる「大阪のおばちゃん」がおられたのだ。
がんがんローカルな話を、マシンガンのように繰り出してくる。
自分も「吉本興業電波文化圏」内の住人だったので、免疫があるものの、いざ実物に面すると、その偉大さに圧倒される。
マシンガントークに対し、ささやかながらことばを返したところ、「○○さん、いい味出してる~」とおほめの言葉をいただいたりした。
「ふるさとの訛り懐かし」ではないが、関西弁のシャワーを浴び、パワーをいただいたような気がした。
しかしながら、帰りのタクシーで同乗した、東北出身のお方は、ぼそっと「あんなに一方的に喋らなくてもいいのに・・・」と愚痴っておられた。
確かに免疫のない方には少し辛かったかもしれない・・・。


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2 コメント

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喋くりでは数人分 (SUKIPIO)
2006-04-19 14:03:17
始めまして 確かに知っている限りでは、良く喋りますよね。                  何故か少人数にもかかわらず 悪い言い方をすれば他の追従を許さないぐらい にぎやかである意味仕切ってしまっている事がありますね。                         でも それは、海外に行けば日ごろより無口になりがちなので のり易い気質での景気づけなのでしょう。                   でもフランス人もボディアクションがデカイ為かうるさく見えませんか 以前晴れているのに霧雨かと思えばフランス人5~6人が近くで勢い喋っていましたよ。おいおい ウソやろってな感じ。                        良くも悪くもある意味記憶には残りますね。 

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Unknown (jetmk43)
2006-04-22 01:24:17
コメントありがとうございます。確かに大阪の方はにぎやかで仕切りたがる傾向はあるかもしれません。またフランス人も会話というものに対し並々ならぬこだわりがあるように思えます。自分の語学力では、残念ながらそれを実感する事は出来ず、単に見かけで思うだけですが・・・。
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