最後にジョイス博物館の裏から写真を撮っていました。
よく見ると青い旗がはためいています。
最初はEUの旗かなと思ったのですが、確認するとアイルランドのマンスター州の旗でした。
マンスター州は南部地域で、この旗のある地域のレンスター州とは異なります。
なぜここにその旗なのか、理由はよくわかりません。
wikiによると、今のレンスターのハープの紋章が現れる前は、アイルランド全体を象徴する徽章であったということなので、昔のアイルランドを象徴する旗という意味があるのかもしれません。
最後に現地の日本語パンフレットからユリシーズについて述べている箇所を引用します。
ユリシーズはタワーで有名ですが、書き出しの場面はタワーの頂上から「威厳のある、しかし、ずんぐりした」“ボック・マリガン”が階段を下りてくるところから始まります。彼が髭を剃っている時スティーブン・デダルスが現れ、亡くなった母親の事を未だに嘆いているスティーブンをボック・マリガンは嘲笑います。第一章はボック・マリガン(ゴガティ)、スティーブン・デダルス、英国人のハインツ(トレンチ)が円形の部屋で朝食をとっている描写が続きます。この描写は、ゴガティや彼の友人、賃貸料に関する資料などから、ユリシーズの場面を再現することができます。
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