敷地が狭いので、7MHzのフルサイズダイポールが、いっぱいいっぱいである。3.5MHzのフルサイズは、ベントさせても無理なので短縮型とする。
という条件なので、ダイヤモンドの「W-735」を購入した。全長26mで、7MHzはフルサイズとして働き、両端にトラップコイルがある。3.5MHzでは、フルサイズの約62%の全長となるので、飛び受けはあまり期待できないだろう。しかし、出られないよりマシである。
バラン・波形ガイシ(プラ)・圧着テープ・多少のロープも同梱されており、同軸ケーブルを用意すればこと足りる。耐入力は1.2KWなので、必要十分である。中央に12mのマストを設置し、逆V型に展開した。
7MHz さすがフルサイズ動作なので、SWRは簡単に1.1まで下がった。7.0~7.2MHzまで、1.5以内に収まっており使い勝手がよい。
3.5MHz 短縮率が大きく、高さが12m程度と低い。建物に近い。トラップコイル以降は、90度ベントさせて、急峻に斜めに引き下ろしている。という悪環境のため、バンド内でのSWRは無限大を指している。どこに同調点があるのか、皆目見当がつかないので、MFJのSWRアナライザで測定してみた。
バンド外の低い方にあるようなので、徐々にエレメントを短くしていく。5~6回繰り返し、3.526MHzで、SWR1.5になった。これが底のようで、これ以上を望むなら、高さや逆Vの展開角度調整が必要になると思われる。しかし調整できる環境にないので、これがベストポイントと判断。SWR2.0以下の範囲は、3.50~3.56あたりまで。まあ、短縮率を考えたら、こんなものでしょう。アンテナカプラーを併用すれば、バンド内はカバー可能ということで、調整終了とした。
さて、飛びの具合を調べるために実戦で試験
3.509MHz CW 200WでQRV
CALLサイン 相手RST 自局RST
JA1CCA 599 599
JA2HBG 579 599
JR3XEX 599 599
JA7TJ 579 599
JA7OMJ 579 599
JA3LIL 599 599
JJ3TTH 589 599
次々に呼ばれました。いわゆる599方式ではなく、ゆっくりとしたキーイングで、QTHや名前等を送信しましたので、ある程度リアルに近いRSTではないでしょうか。こちらからは、Sメーター読みでレポートを送っています。200W出力ということもあり、こちらからの電波は、そこそこ飛んでいる感じです。受けはS7~9ですが、ローカルノイズやフェージングが多く、国内ならなんとかQSOできるというところでしょうか。
学生の頃は実家で3.5MHzのフルサイズを張っていましたが、それに比べると劣るのはしかたありません。しかし、26mの全長で、そこそこ使えるアンテナかなと思います。
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2018/05/06 追記
アンテナに接触するくらいあった隣地の木の枝を伐採していただきました。(隣地は自治体の土地であり、大きな木の枝がいくつか敷地内に侵入していた。何度も粘り強く申告し、2年越しでやっと伐採に応じた) 再度、アンテナを調整したところ、3.5MHzのSWRは最良ポイントで1.1まで低下。調整点を3.510MHz付近(ほとんど、CWしかやらない)にもってきたら、SWR1.5以下の周波数は3.535MHz付近までになりました。SSB主体の方は、もう少し上に調整すればいいでしょう。これでアンテナチューナーを併用すれば、バンド内OKとなりました。
という条件なので、ダイヤモンドの「W-735」を購入した。全長26mで、7MHzはフルサイズとして働き、両端にトラップコイルがある。3.5MHzでは、フルサイズの約62%の全長となるので、飛び受けはあまり期待できないだろう。しかし、出られないよりマシである。
バラン・波形ガイシ(プラ)・圧着テープ・多少のロープも同梱されており、同軸ケーブルを用意すればこと足りる。耐入力は1.2KWなので、必要十分である。中央に12mのマストを設置し、逆V型に展開した。
7MHz さすがフルサイズ動作なので、SWRは簡単に1.1まで下がった。7.0~7.2MHzまで、1.5以内に収まっており使い勝手がよい。
3.5MHz 短縮率が大きく、高さが12m程度と低い。建物に近い。トラップコイル以降は、90度ベントさせて、急峻に斜めに引き下ろしている。という悪環境のため、バンド内でのSWRは無限大を指している。どこに同調点があるのか、皆目見当がつかないので、MFJのSWRアナライザで測定してみた。
バンド外の低い方にあるようなので、徐々にエレメントを短くしていく。5~6回繰り返し、3.526MHzで、SWR1.5になった。これが底のようで、これ以上を望むなら、高さや逆Vの展開角度調整が必要になると思われる。しかし調整できる環境にないので、これがベストポイントと判断。SWR2.0以下の範囲は、3.50~3.56あたりまで。まあ、短縮率を考えたら、こんなものでしょう。アンテナカプラーを併用すれば、バンド内はカバー可能ということで、調整終了とした。
さて、飛びの具合を調べるために実戦で試験
3.509MHz CW 200WでQRV
CALLサイン 相手RST 自局RST
JA1CCA 599 599
JA2HBG 579 599
JR3XEX 599 599
JA7TJ 579 599
JA7OMJ 579 599
JA3LIL 599 599
JJ3TTH 589 599
次々に呼ばれました。いわゆる599方式ではなく、ゆっくりとしたキーイングで、QTHや名前等を送信しましたので、ある程度リアルに近いRSTではないでしょうか。こちらからは、Sメーター読みでレポートを送っています。200W出力ということもあり、こちらからの電波は、そこそこ飛んでいる感じです。受けはS7~9ですが、ローカルノイズやフェージングが多く、国内ならなんとかQSOできるというところでしょうか。
学生の頃は実家で3.5MHzのフルサイズを張っていましたが、それに比べると劣るのはしかたありません。しかし、26mの全長で、そこそこ使えるアンテナかなと思います。
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2018/05/06 追記
アンテナに接触するくらいあった隣地の木の枝を伐採していただきました。(隣地は自治体の土地であり、大きな木の枝がいくつか敷地内に侵入していた。何度も粘り強く申告し、2年越しでやっと伐採に応じた) 再度、アンテナを調整したところ、3.5MHzのSWRは最良ポイントで1.1まで低下。調整点を3.510MHz付近(ほとんど、CWしかやらない)にもってきたら、SWR1.5以下の周波数は3.535MHz付近までになりました。SSB主体の方は、もう少し上に調整すればいいでしょう。これでアンテナチューナーを併用すれば、バンド内OKとなりました。