最後に残っていた、TS-600のセンターメーターが振れない不具合ですが、調整が完了しましたので忘備録として残します。
まず、CENの切り替えSWの接触不良が疑われるので、何度か切り替えてみましたが変化なし。どうやら、SWは生きているようです。
回路図を見てみましょう。TS-600には詳細な回路図が添付されています。無線機の底板を外すと、RX-NBユニットがあります。ここにある、VR1がセンター調整のVRです。かなりずれており、VR調整範囲ぎりぎりでセンターに持ってこられました。もしかしたら、Q4:FET(2SK19)の劣化があるかもしれませんが、調整範囲内なので完了とします。
VR1の場所は、以下のようになります。ほぼ、右いっぱいになっています。
次に、センターメーターの振れ幅の調整です。これは、IFユニットに搭載されている、VR1で調整します。
VR1の場所は、以下のようになります。この2つを調整して、センターメーターは、正常に動作するようになりました。
終段は2SC1307x2で、出力は定格の10Wが出ています。古い無線機ですが、生き返りました。しかし、メンテナンス記事は続きます。
まず、CENの切り替えSWの接触不良が疑われるので、何度か切り替えてみましたが変化なし。どうやら、SWは生きているようです。
回路図を見てみましょう。TS-600には詳細な回路図が添付されています。無線機の底板を外すと、RX-NBユニットがあります。ここにある、VR1がセンター調整のVRです。かなりずれており、VR調整範囲ぎりぎりでセンターに持ってこられました。もしかしたら、Q4:FET(2SK19)の劣化があるかもしれませんが、調整範囲内なので完了とします。
VR1の場所は、以下のようになります。ほぼ、右いっぱいになっています。
次に、センターメーターの振れ幅の調整です。これは、IFユニットに搭載されている、VR1で調整します。
VR1の場所は、以下のようになります。この2つを調整して、センターメーターは、正常に動作するようになりました。
終段は2SC1307x2で、出力は定格の10Wが出ています。古い無線機ですが、生き返りました。しかし、メンテナンス記事は続きます。