讃岐うどんやラーメン食べ歩きと、旅のブログ

讃岐うどんの食べ歩きが好きです。また国内・海外問わず旅が好きなので、ぼちぼち書いていこうと思います。

TRIO_50MHzオールモードトランシーバー「TS-600」マーカーが弱い件

2021-04-16 20:00:00 | 無線・ラジオ・家電・パソコン
 TS-600の修理については、数回に分けて紹介してきましたが、やれ完了だと思ったらマーカーが発振しなくなっていました。FMでは全く信号が確認できなかったのですが、SSBだとかすかに「ピー」と聞こえます。ありゃりゃ、いじっているうちに壊したか?

 かすかでも発振しているということは、一応マーカーユニットは動いていると思われる。しかし、出力が弱くなってしまったのか?

 今回の修理に当たっては、IFユニットをかなりいじったので、IFユニットを中心に調べてみることにする。マーカーユニット⇒IFユニットへは、シールドケーブルで結線しているのだが、ここを調べてみたら心線(単線)が切断していた。

 ↓このシールド線です。(赤丸内)


 しかし、髪の毛ほどの細さの線で、かつ見ただけでは切断されているかどうか判断がつかないくらいの状況なので、発見は大変でした。

 はんだ付けを行い、正常にマーカーが出力されることを確認しました。
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 SSB時のみ、変調が浅い事象が発生。

 FM・AMでは問題なく変調がかかるので、マイクではない。変調の深さを調整するつまみは、フロントパネルにはない。取扱説明書を見ると、SSBとFMは別のVRで調整するようになっており、本体上部のパネルを開けることにより調整が可能。一番手前のVRが、SSB変調の調整用です。


 工場出荷時は、ほぼ真ん中の位置になっており、ひずみのない電波を発射するためには、あまり深く変調をかけ過ぎないようにと注意書きあり。

 SSB用の調整VRを時計方向に回すと、変調がかかるようになったが不安定。このVRの接触不良が疑われるので、数回回していたら直った。症状が頻発するようなら、VR内部に接点復活剤を添付することとするが、現段階では様子見とする。

 明日は、センターメーター不安定の修理記事です。
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