2022年8月の、くっそ暑い日です。室温は35.8℃を示しており、「どうにかしてくれ」というくらい暑い日が続いているのである。人間は「夏は暑くてあたりまえ」「暑さ寒さは彼岸まで」とか言っていればいいのだが(熱中症にはご用心)、PCはそうはいかない。最悪、CPUの熱暴走で壊れる恐れも懸念される。
言われた通りに、冷却診断を起動しようとするのだが「アプリケーションをすべて終了してから再度実行してください」とか言うのである。一応、すべてのアプリケーションは終了したのだが、やはり「終了しろ」と言うので、冷却診断はあきらめた。(バックグラウンドで、何か動いているのかも)
①ファンは、ゆるーく回っているようだが、風量が足りてない感じ。
②PC底面部や、ファン部分が異常に熱い。
手っ取り早く、ファンを確認しましょう。PCの裏蓋を外せばいいのだが、Dynabookの場合は無数のネジを外さないとならない。メモリーカードを収納している部分の内部にもネジが隠されているので、とにかくすべてのネジを外していきます。開きにくい場合は、どこかのネジが残っているので、無理にカバーを外そうとしてはいけません。
すべての有効なネジを外すと、裏蓋は力を入れなくても簡単に外れます。ショート防止のため電源は外し、バッテリーも外しておきます。
ファンの間に、めっちゃ埃が溜まっているので、無水アルコールと綿棒で汚れを取っていきます。綿棒2本を使い、すっかり綺麗に掃除しました。
最後に、裏蓋を取り付けて完了です。綺麗になったファンの効果は絶大で、熱くて触れないほどだった部分が、ほんのり温かいかなというレベルまで改善されました。ファン自体が故障していた場合は、ファンユニットの交換が必要ですが、今回は掃除で修理完了しました。
ファンユニットは、部品として売られていますので、自分で交換することは可能ですが、自己での修理は自己責任となります。