さいき桜まつりに合わせて、海上自衛隊(JMSDF)の現役潜水艦「しょうりゅう」の一般公開があるということで、遠路はるばる佐伯に行くことにした。福岡⇒佐伯間は高速を使っても3時間以上かかるのである。
潜水艦は、以下の場所で乗ったことがあります。
①広島県呉市の鉄のくじら館 海自の退役潜水艦
②西オーストラリア州パースの海事博物館 オーストラリア海軍退役の潜水艦 H.A.M.S. OVENS (1969年建造)
③グアム・ハワイの観光潜水艦
観光潜水艦は側面に窓がたくさんあり、お気軽潜航を楽しめるのですが、軍事用は当然そんなものはないので、完全なる密閉空間になります。(窓があっても密閉であることに変わりはないのだが)現役潜水艦に搭乗(内部は不可だが)できる機会は貴重なので、眠い目をこすりながら高速を飛ばしたのであります。
女島岸壁は制限区域なので、直接入れません。番匠川沿いの河川敷無料駐車場に車を停めて、無料シャトルバスで岸壁に向かいます。同じ場所から、さいき桜まつり会場への無料シャトルバスも運行されています。
09:00が第一便で、30分毎にバスは出発します。10:00時の便には間に合わなかったので、10:30分のシャトルバスに乗りました。
しょうりゅう発見
これが門司や福岡といった都会で一般公開を行うと、どっと人がきて大行列になるのでしょうが、佐伯といった田舎(失礼)で行われるイベントなので、大した行列もなく乗ることができます。
鉄のくじらなので、かっちんこっちんなのだろうと思いましたが、意外に柔らかい感じです。(柔らかいというほどでもなのだが)
本体の頑丈な部分はこの下側にあるので、ここは人が歩けるような甲板部分になっています。音波を吸収するような素材で覆っているのでしょう。甲板には溝があり中が一部見えますが、ここには沖合で作業をするときの命綱を取り付ける部分だそうです。そりゃ、波の高い沖合で潜水艦上で作業をする状態になったら、命綱が無いと落っこちてしまいますよね。
当然艦内は機密の塊りなので入ることはできませんが、甲板上で記念撮影することは可でした。
おや、司令塔に人影が現れました。
おおー、潜舵を動かしてくれている。初めてみました。
輪投げイベントあります。大人も子供も参加OKです。
ビンゴ方式で、首尾よくビンゴを完成させると豪華賞品が当たります。
「参加賞をどうぞ」(まあ、そうだな)
「じゃ、ボールペン下さい」
女島岸壁には「訓練支援てんりゅう」の一般公開もあるので、行ってみましょう。
明日に続きます。