かれこれ1年半ほど前家庭内LANを増強しようとして、スイッチングハブをY田電機に買いに行ったのである。すぐに欲しかったので、量販店だったら在庫もあるただろうと踏んだのであります。
スイッチングハブの売り場に行って、エレコムのEHC-F08PA-Bというのが良さげだったので、買って帰りました。価格は5K円強といったところです。
写真は取り外し後なので、バッファローの箱が写っています。
【現状】このハブにぶら下がっているパソコンのネットワークが妙に遅いのである。
①TV、DVD、4KチューナーといったAV機器は問題ない。
②パソコンで、ネットサーフィンする場合も問題ない。(サクサク動く)
③写真などの大容量データを、ネットワークHDDにバックアップしようとすると、イラっとするほど遅い。しかし、我が家で一番新しいWin10パソコンでである。
④他のスイッチングハブにぶら下がっているWin10パソコンは、そこそこ速いと思う。
【検証】
①ケーブルはカテゴリー6なので問題ないだろう。
②実験的にスイッチングハブを迂回する形で、パソコン⇔ルーター直付けしてみたところ、速度が爆上がりした。
【原因】
①スイッチングハブが速度低下を引き起こしている。
②エレコムのEHC-F08PA-Bのスペックを調べてみたら、100BASE-TXだった。オーマイガー!
【考察】
①これは100%自分が悪いのだが、今どき大手量販店で100BASE-TXのスイッチングハブが、5K円を超える価格で売っているとは思ってもいなかった。(1000BASE-Tという思い込みがあった)
②箱を見たら、きっちり「100BASE-TX」と書いてあった。
③自分の愚かさを呪うがよい。
【対策】
①これは、スイッチングハブの交換しかないのである。(ルーター直付けにすると、長いケーブルが増えるのでいや)
②吟味に吟味を重ねたいので、ネットで調べて買うことにした。(選択肢が広がるし、価格も容易に比較できる)
③密林、R空、よどブリッジ(いずれも仮名)を比較して、密林の中古というのを選択した。
④中古は新品より500円ほど安いが、外観に小さな傷・外箱に傷がある場合があるとの注意書きあり。しかし、自分のアホさかげんで間違ったスペックのハブを買ってしまったので、少しでも安いのがいいと判断した。価格は、Y田で買ったハブ半額以下です。(かなり安い)
➄C国製のハブは、さらに1K円ほど安いのだが、安全性を考慮(いろんな意味で)して日本のメーカーを選択した。(それでも製造はC国なのだが、まだましだろう)
中古を選択しましたが、キズもなく新品と変わりません。(別にあってもかまいません)返品のリユースなのかもしれません。筐体は金属なので、シールド効果が期待できます。(エレコムのはプラスチックだった)
机や床に直置きする場合は、ゴム足を貼り付けるといいとあります。(付属のゴム足を自部で貼り付ける)
【結果】
①大きなファイルを転送してみました。単純に8倍以上速度が上がっています。
エレコムの100BASE-TX 約9.7MB/s
バッファローの1000BASE-T 約81.4MB/s
②満足いく結果になりましたが、改めて自分のアホさかげんを思い知らされました。