讃岐うどんやラーメン食べ歩きと、旅のブログ

讃岐うどんの食べ歩きが好きです。また国内・海外問わず旅が好きなので、ぼちぼち書いていこうと思います。

KENWOOD_144/430MHz_FMトランシーバー「TM-V708」のVFOリセット

2024-06-19 20:00:00 | 無線・ラジオ・家電・パソコン

 かれこれ20年近く車載で使っていた、KENWOOD社のFMモービルトランシーバー、TM-V708だが故障することもなく動き続けている。しかしながら、かなり老朽化もしてきている。

①液晶が見づらくなってきた。(かなり暗いし、最高に明るくしても暗い)

②以前の車はガソリン車で、電源を車載バッテリーから直接とっていたため、50W機はバッテリーに負担がかかるので、あえて20Wを使っていた。

 ①の理由が大きいのだが、地元のハムショップの閉店セールでKenwood社のFTM-300D(FM/デジタル50W機)が安く売っていたので換装しました。今はハイブリッド車で、車から直接AC100Vが取れるため、スイッチング電源を使い無線機に電源供給している。そのためバッテリー上がりの心配がない。

 TMV-708は故障しているわけではないので、ホームで使うことにします。受信専用のメモリーには、いくつかの業務用通信周波数をセットしていたのだが、デジタル化してしまったので、使わなくなったメモリーを消去することにします。カタログを見ると、メモリを1CHずつ消去する方法が書いてあります。

・消したいメモリーCHを呼び出す。

・電源OFF

・MHzキー(ダイヤルキー)を押しながらパワーオン

・確認画面が出るのでOKを押す。

 しかーし、指定どおりやゃってみても、コールCHが表示されるのである。なんでやー!!ネットでも調べてみましたが、やり方は合っています。

 (↓写真の表示部は明るさが十分ですが、リセットをかけた後のため正常な状態になっています。VFOリセット前は暗くて、視認が難しい状態でした)

 一晩考えました。なにか原因があるはずです。取説を隅から隅まで読みます。オールリセットの方法がありますが、すべてのメモリーが消えるので極力やりたくありません。さらに読み込むと、VFOリセットという項目があります。

・電源OFF⇒VFOボタンを押しながらパワーオンする⇒確認画面が出るのでOKを押す。

 なんと、これで取説どおりの画面がでました。不要なCHを消していきます。また、表示パネルが暗くなってほとんど見えない状態になっていたのが明るくなりました。パネルの暗さは経年劣化によるものと思っていたのですが、リセットをかけたためデフォルトに戻ったようです。以前は、明るさの調整も利かなかったのが、きちんと調整が出来るようになりました。

 無事に不要CHが消えたと思ったら、A/B共に433.00MHzがコールチャンネルになっています。なんでやねん! MHzダイヤルを回しても144MHz台は表示できません。

 しかたがないので、再度VFOリセットをかけたら、正常に戻りました。オールリセットをかけなくても、VFOリセットで機能が戻りました。これは盲点でした。すべての機能が正常に戻りました。このトランシーバーは、過酷な環境の車内に設置していたにもかかわらず、メーカー送りになるような故障は一度もなかったので、設計・使用部品ともに優れているのでしょう。まだ十分に実用になるので、ホームで頑張ってもらいましょう。

コメント
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