今回は事前の準備が滞りなく進み、持っていくものも昨年とほぼ同じなので
大して悩んだり買い揃えたりということは無かった。そのせいかあまり緊張感なく
出発当日の朝を迎えた。
荷物はリニアとケーブルとアンテナ類が入った一番大きなトランクが31.7kg、リグと電源などが
入ったのが14.0kg。昨年はエコノミーで重量超過フィーをしっかり徴収されたので今年はビジネスにし
荷物は2個とも預けることにしたので、搭乗前の手荷物検査で開けたり仕舞ったりの面倒が無く気楽だ。
通勤時間だと大きな荷物持って電車に乗るのが大変なので、少しずらして早めの出発。
中部国際空港に早く着き、コーヒー飲んだりして時間をつぶす。
立っていたANAのお姉さんに写真をお願いし、LINEのお友達グループに投げ込み、ついでに
DX WorldのCol(MM0MDX)にも写真を添付してメール放り込んでおいた。
時間になりUNITEDのチェックインカウンターへ。
平日のせいもあるだろうがグアムの人気は無くなりましたねぇ。もともと人気落ち気味だったところに
コロナで更に壊滅的になり、その後一向に戻らずって感じか。現地でも日本人の数は少なかった。
ブリッジを通って搭乗。海外遠征で一番気分が上がる瞬間だ。
ビジネスだったのでいつものエコノミーよりはちょっとだけ立派な機内食。Grilled salmonを選んで
機内食にしては上々。キャンティを飲んでまずまずいい気分。
夕方にグアム到着は、中国・韓国・日本の各地からの便が集中するのでイミグレはやたらめったら混む。
今回も延々とここで30分以上並ばされた。順番さえ来ればトランジットなので一瞬で終わるのだが。
一泊寝るだけなのでいつもの安宿。Grand Plaza Hotel。外装などを綺麗に塗った様子だが
中は大して変わっていない。
一応現状確認するために屋上を点検しておいた。ここで運用することはもう無いか、な?
日が暮れる前にフジタロード歩いて海岸へ出てみたが、雨交じりの曇天のため早々に撤収した。
朝は5時に起きて空港へ向かう。スタンドでコーヒー飲み、いよいよチュークへのフライト!
わずか1h45minのフライトだが朝ごはんが出る。チョコレートパンケーキを選択。
雲の合間から島が見え始めるとチューク環礁が近付いた証拠だ。
曇っているもののブルーラグーンが気持ちを高ぶらせてくれる。
ああ、またこの景色を見れた(去年も見たけど)。
こんなところへ無線やるために何度も来るなんて、なんだかなぁ。
相変わらずの田舎の公民館のような国際空港。
イミグレ。昨年の入出国のスタンプがパスポートに残っているせいか係官は、にっこり笑って
Welcome どこに泊まるの?いつまでいる?だけで早々に入国。
自分の前後はダイビング客ばかりだった。
で、終わりかと思いきや、意外なことに税関で足止めをされてしまった。
大きな方の"HEAVY"の黄札が付いたトランクを「開けろ」。いろいろ出して見ながらリニアアンプを
指して「これはなんだ?」。
「ラジオに使うアンプだよ」と私。「買うといくらだ?」と係官。
本当の値段を言うと馬鹿みたいな関税を言われると困るので適当に「500USDくらいだったかなぁ」
職務に忠実な税関係員くん、規則通りに「では入国時に持ち込む関税として12USD支払え」
12USD程度で揉めてもしょうがないので大人しくキャッシュで支払って、晴れて無事入国完了。
お迎えをお願いしておいた末永氏と14年ぶりのアイボールを果たし、目的地のBlue Lagoon Resortに向かった。