帰国して以来、ほぼ毎日のようにメールが届く。
FT8の画面のハードコピーを添付し「RR73が見えなかったが俺はQSOしたんだよな、確認してくれ」という奴。
相手の応答が受信できずにRR73を送らなかったケースなので「残念だがNILです」で返すか無視するかで対応している。
そんな折にエアメールがドイツから届いた。
開けるとFT8の受信履歴が印刷して入っているのが見えたので、これも同じような請求か、と思ったが良く見たら違っていた。
丁寧な署名付きの手紙で、純粋にMicronesiaの信号をドイツのボンで受信できたのでそのことを認めて欲しい、というもの。
SWLでどんな楽しみ方をしているのかも簡潔に書かれている。
受信機はERADのFDM-DUOrを使っていて、アンテナは径15mのループアンテナだそうだ。
返信封筒に3GSが同封されており、人物の品の良さが判るような丁寧な文面。
書名に博士とあるので、なるほど流石、と感心した。
なんかこういうのは気分がいい。
さっそくこの人向けにMMQSLフォーマットを作ってSWLレポートカードを送って差し上げよう。