100ccのスポーツバイク「エイプ・100」の環境性能を高めるとともに
前・後輪にディスクブレーキを採用した「エイプ・100 Type D」を追加し発売
APE100 Type D
噂のAPE100がモデルチェンジして新発売。今や貴重なマニュアルミッションの原付二種。
主な変更点はエンジンを19年規制に適合させたこと。バッテリー搭載でPGM-FI搭載かと思いきや、キャブレーター仕様のママだ。
セッティングを変え、PB5QAからPB5QCに変更になったキャブ、エキパイに二つ装備された触媒、二次エア供給による再燃焼等により平成19年度規制をクリアした見返りに、定地燃費は53.2Km/Lから55.0Km/Lに伸びたが、最低地上高は160mmから140mmになり、機関出力は7.0PS/0.71Kg-mから6.3PS/0.67Kg-mに低下した。最大トルク発生回転数が6,500rpmから6,000rpmに変更になっているので、若干低速よりになっているようだ。
パワー感では6.5PS/0.64Kg-mのMTX50の方が上だろう。
なお、役に立たないフロントフェンダーに変更はない。
新設されたType Dは前後ディスクブレーキ仕様のアルミキャストホイール装備車。豪華仕様だが、泥水を被っても制動力が極端に落ちず、制御性に長けている点は悪くない。実質的にはXR100モタードの代替え機種と言って良い。型式はブレーキ変更でHC07からHC13に変更。
53K円で2Kg軽量の軽量化とディスクブレーキを得ることが見合うかどうか、一概には言えないが、366K円という価格が原付二種に見合うものかどうかは微妙なところだ。スタンダードのAPE100でも314K円となる。
生産終了となったSPACY125とSPACY100はそれぞれ346K円、210K円でラゲッジスペースを持つ。しかもSPACY125は10PS/1.0Kg-m、273K円でクラス最大のラゲッジスペースを持つLEAD110Fiでも9.0PS/0.95Kg-mだ。
実用的に使いたい人にとってはスクーターしか選択肢がないと言っても良いかもしれない。
オリフィスとなっているインシュレータを交換するだけで若干のパワーアップになるらしいAPEだが、PGM-FIを採用しなかったのは改造が半ば前提になっているからかもしれない。
結局吸排気をいじられ、触媒付きしか認定を取れないだろうけど、マフラーも換えられ、排ガス規制と騒音規制の逸脱をメーカーが公認しているようで、何とも不可解だ。
でも実情は年間4K台の販売予定のAPE100ではコスト的にFI搭載は見合わなかったって事かな?もっと高価になっちゃうのだろう。…それでも2006年の2.5K台/年よりは強気な数字ではあるけど。
国内だけで18K台の販売予定のリード110Fiと比べちゃいけないってことか。
前・後輪にディスクブレーキを採用した「エイプ・100 Type D」を追加し発売
APE100 Type D
噂のAPE100がモデルチェンジして新発売。今や貴重なマニュアルミッションの原付二種。
主な変更点はエンジンを19年規制に適合させたこと。バッテリー搭載でPGM-FI搭載かと思いきや、キャブレーター仕様のママだ。
セッティングを変え、PB5QAからPB5QCに変更になったキャブ、エキパイに二つ装備された触媒、二次エア供給による再燃焼等により平成19年度規制をクリアした見返りに、定地燃費は53.2Km/Lから55.0Km/Lに伸びたが、最低地上高は160mmから140mmになり、機関出力は7.0PS/0.71Kg-mから6.3PS/0.67Kg-mに低下した。最大トルク発生回転数が6,500rpmから6,000rpmに変更になっているので、若干低速よりになっているようだ。
パワー感では6.5PS/0.64Kg-mのMTX50の方が上だろう。
なお、役に立たないフロントフェンダーに変更はない。
新設されたType Dは前後ディスクブレーキ仕様のアルミキャストホイール装備車。豪華仕様だが、泥水を被っても制動力が極端に落ちず、制御性に長けている点は悪くない。実質的にはXR100モタードの代替え機種と言って良い。型式はブレーキ変更でHC07からHC13に変更。
53K円で2Kg軽量の軽量化とディスクブレーキを得ることが見合うかどうか、一概には言えないが、366K円という価格が原付二種に見合うものかどうかは微妙なところだ。スタンダードのAPE100でも314K円となる。
生産終了となったSPACY125とSPACY100はそれぞれ346K円、210K円でラゲッジスペースを持つ。しかもSPACY125は10PS/1.0Kg-m、273K円でクラス最大のラゲッジスペースを持つLEAD110Fiでも9.0PS/0.95Kg-mだ。
実用的に使いたい人にとってはスクーターしか選択肢がないと言っても良いかもしれない。
オリフィスとなっているインシュレータを交換するだけで若干のパワーアップになるらしいAPEだが、PGM-FIを採用しなかったのは改造が半ば前提になっているからかもしれない。
結局吸排気をいじられ、触媒付きしか認定を取れないだろうけど、マフラーも換えられ、排ガス規制と騒音規制の逸脱をメーカーが公認しているようで、何とも不可解だ。
でも実情は年間4K台の販売予定のAPE100ではコスト的にFI搭載は見合わなかったって事かな?もっと高価になっちゃうのだろう。…それでも2006年の2.5K台/年よりは強気な数字ではあるけど。
国内だけで18K台の販売予定のリード110Fiと比べちゃいけないってことか。