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ジェイエスピー社員が綴る日替わりブログ

takopa

2010-10-06 09:47:05 | 日記
 社員間のコミュニケーションを改善する手段のひとつとして、みんなで何か食べられるものを作って食べるというのはどうだろうか、という提案が出たのは数か月前のことだ。以来、会議室にヒマな人が集まって「たこ焼き」を焼いて食べる、というのが毎月8日の定時後の習わしとなった。 tacopaと呼ぶ。ビールその他のアルコールとソフトドリンクも若干用意されている。今月は8日がリーダが集まる会議の日となってしまった。そこで前倒して昨日実施した。
 今回は先日内定式に出席したばかりの学生さん2名と10月から中途入社した2名が加わって、こじんまりとした親睦会、というのとは様相を異にするどことなくとりとめのない大味な会になった。20名は出席していただろうか。ただ、会を運営してくれている今年入社のSくんは大忙しだ。ご苦労様。
 
 学生さんや新しく入社した方々は、寄り添うようにその人たち同士で固まってしまい狭い世界で盛り上がるネタを探す。知らない先輩とはなかなか話せない。その様子を見ている先輩が話しかけて別の先輩を紹介してやる、ということもない。先輩は先輩でたわいもない話で盛り上がってしまう。
 これからだ、と思ってはいるがコミュニケーションの能力向上を図るのには少し時間がかかりそうだ、と思う。このようなちょっとした宴であればあるほど、各人が新しいプロジェクトチームに参加した時の対応がわかる。おそらく宴に参加した時と同じ対応を取ってしまうのではなかろうか。コミュニケーション能力が低い人たちが集まったチームと高い人たちが集まったチームではチームとしてひとつのことに共感できる意識を醸成するまでに大きく時間差が出る。

 コミュニケーション能力の低い人たちが集まったチームではマネージャやリーダがかなり努力して工夫する必要があるだろう。チームがある程度一体感を持って仕事をすることができないと、仕事自体がおもしろくならないために思った以上の成果は得られない。逆にコミュニケーション能力に長けた人たちが集まると、勝手に根掘り葉掘り聞き出して互いの共感できる勘どころを押さえてしまうので、チーム全体として一つになっていくのが早い。みんなでひとつのことを目指す楽しさが生まれ、仕事がおもしろくなる。マネージャやリーダの手間いらず、と言ったところだ。
 チームがチームとして何かに共感できるようになると、問題の予防や作業進捗に良い効果が出る場合が多い。ソフトウェア開発作業の中では一つの開発案件の中で作っては壊し作っては壊し、というサイクルが発生することがあたり前のように起きる。最後が「壊し」だった場合は、残骸しか残っていないのだから恐ろしいことだ。チーム全体のまとまりが良いと、作っては壊しの回数が減る。早い時期に壊さなければいけない要因が見出され、チームの共通認識となるため問題箇所を回避して作る方式を全員で模索できる。そのため、作っては作り、という流れが出来る。

 楽しく仕事をしていくために、自分から行動を起こす。マネージメント力を付けたいなら「場」の全体を俯瞰し、空気が淀んでいるところに風を起こす練習をするのもいい。今まで話しかけたことが無い人と話すきっかけとなる「場」があるなら、活用しないのはもったいないことだ。


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株式会社ジェイエスピー
  横浜に拠点を置くソフトウェア開発・システム開発・
  製品開発(monipet)、それに農業も手がけるIT企業
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