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IMジェイエスピー社員が綴る日替わりブログ

喫煙寿命

2010-10-28 12:12:45 | 日記
 横浜市では喫煙禁止地区が定められ、その区域の屋外、公共の場所ではタバコを吸うことや火のついたタバコを持ち歩くことが条例で禁止されている。新横浜もこの3月から駅前の一角が喫煙禁止地区に指定された。タバコの値段もじわじわ上がって、少しずつ喫煙率が下がっていると聞く。私の両親は、ヘビースモーカーであった。母は現役のヘビースモーカーである。タバコの値段が上がるから、ということでいつ止めてもいいように、以前よりしっかり味わって吸っている、と言っていた。1本吸っているのに、それを忘れてもう1本に火をつけるぐらい、起きている間はひっきりなしに吸っている。不思議なことに吸っても吸っても肺をやられた、という話を聞かない。父も母に負けないヘビースモーカーだったが、タバコが原因で病気になったわけではなかったように思う。ま、病気の因果関係は、よくわからないが。

 今から45年ほど前、1965年頃の日本では、80%以上の男性と15%以上の女性がタバコを吸っていたと言う。80%以上が吸っている、というのはもう誰も彼もみんな吸っていて、どうしても吸えない状況の人だけが吸っていない、という感じだ。それからほぼ半世紀で喫煙率は半減した。今年夏のJT調査で男性が36%、女性が12%だそうだ。女性は、ほとんど減っていないばかりか前年比0.2ポイント増だという。30代女性に限ると45年前より4%程度増えているらしい。全体的に減りつつある中で、30代女性の喫煙率増加は目立つ存在だ。いずれ、世間の喫煙所は女性に占領されてしまうかもしれない。ジェイエスピーが入っているビルの1階にあるファミリーマート出口脇の灰皿
にも、絶えず女性会社員らしい人が取り付いている。

 かつて喫煙率が異常なほど高かった頃働き盛りだった方々が今、高齢になり、不思議なことに日本の平均寿命を延ばして来た。会社中タバコの煙で埋め尽くし、昼も夜も猛烈に働き続けて日本を経済大国に押し上げて来た方々が平均寿命の分野で日本を世界にリードする国にしてくれている。残念なことに、彼らが残したのは素晴らしい文化国家日本であると同時に世界に類を見ない巨額借金にゆがむ日本でもある。酒を飲んだりタバコを吸ったりしていかないと、この日本でやっていけるわけが無い、と気を吐いているのが若い世代の女性なのかもしれない。男性の喫煙率・飲酒率はともに低下傾向にあるが、20代女性では飲酒率が男性を上回ったらしい。タバコも酒も徹底的にやる、という20代、30代女性が増えているというわけだ。頼もしくはあるが、彼女らの体が母体であることを考えると少々心配ではある。

 これからの日本の平均寿命はどのように変化していくのだろうか。
 

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株式会社ジェイエスピー
  横浜に拠点を置くソフトウェア開発・システム開発・
  製品開発(monipet)、それに農業も手がけるIT企業
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