寒いかなと思って用心していると暑く、暑いかなと思っていると涼しすぎて困る、という気温だ。気持ちのいい風も当たり続けると風邪をひく。
夜が長い季節になってきた。今まで暑くてできなかった運動をしてみたり、本を読んでみたり、夜気を感じながら静かな時間を過ごせるシーズンだ。 と、思っていたら、パソコンが壊れた。わが家のパソコンはカメラ好きの息子の重要な映像編集マシンとして力を発揮して来た。彼が自分で撮影してきた旅行の動画などを詰め込めるだけ詰め込んでディスクもそろそろ買い足さないと、と思っていた矢先、2度と立ち上がらなくなった。外付けのディスクにバックアップを取っていたから息子の写真や動画などのデータは救われた。しかし、学校の課題で動画編集をしなければならないが、困った、と、訴えかける目で見られるとたじろぐしかない。静かな読書の夜は、壊れたパソコンを復旧するか、新しいパソコンを買うか、の議論の場となり、そのうち新しいパソコンを購入するのが当たり前の話となって、どのメーカのどのパソコンを買うか、に費やされることになった。
結局、私も新しいパソコンに興味津々だったので、乗せられたようにあれこれセットにしてネットで購入することになってしまった。かろうじて息子のモバイルノートと無線ルータは生きており、あちこちのサイトを回りながら、あれがいいこれがいいと言い合う情報は手に入っていた。「多少高くても日本製を買おう。中国製はやめておこう」と息子が言う。気持ちはわかるが、日本製は「多少」より少し高い。しかも出資者は私である。だが、好き勝手なことを言う、とは思わなかった。同じ意見だったのだ。新しい技術に目がない私をうまく利用して商品選択が終了し、ネットで発注したのは深夜2時半を過ぎていた。
頼んだパソコンがすぐさま家に到着し、これもインストール、あれもインストールと、環境を作るのにこれまた朝方までかかった。今回購入したパソコンはテレビなのかパソコンなのかわからないようなパソコンだ。静かな夜にはまったく不向きな代物だ。アンテナ線をパソコンに差し込まなくていい、という歌い文句に踊らされてしまった。それはすごい、家中どこにパソコンを持って行ってもアンテナ線につながずにテレビが見える。ネットもつながる。これは便利だ。と、いうわけだが、考えてみたらテレビを見る時間はほとんどない。録画して取っておいたやつを見る時間があるときにまとめて見るだけだ。
実際、設定をしてみたが、アンテナに繋いだ送信機がある2階はどこにいてもテレビが見える。テレビを見ながら階段を降りてみると2階の床より下に降りたあたりから画像が止まり音声が飛び飛びになる。そんなことが分かったからと言ってなんという話でもないのだがつい実験したくなる。
せっかく機能があるのだからと、設定したパソコンでテレビを見てみる。ちょうど番組改編の時期でもあるのだろうが、まったく面白い番組がない。パソコンでテレビを見るというスタイルはどうもいただけない感じがつのる。最近の一人暮らしの若者がテレビを見ない、と言うのもわかる気がする。パソコンでテレビを見るとなぜか奥行きが無い感じがする。で、結局すぐに止める。虫の声が空気を満たす静かな夜なら静かな音楽がいい。ネットに音源は豊富だ。シンプルな楽器の音の向こうには広い世界が広がっている。
新しい機械の性能はなかなかいい。日本で製品化されたものを選んだ。だがその実態はインテルとマイクロソフトが工夫して生み出したものであることが残念だ。日本の中で、やはり地元横浜が気になるように、世界が一つになって新しい秩序が生まれたとしても、生まれ故郷や生活の場には自然と愛着が湧く。自分が属する小さな世界が多くの人たちから好かれるとうれしいし嫌われると落ち込むのだ。できるだけ人任せにしないで自分の力で自分の属する小さな世界を多くの人に好かれるように努力していく断固たる決意が必要だろう。断固たる決意で断固笑顔でいることだ。夜が長いと考える時間はたっぷりある。
monipet
動物病院の犬猫の見守りをサポート
病院を離れる夜間でも安心
ASSE/CORPA
センサー、IoT、ビッグデータを活用して新たな価値を創造
「できたらいいな」を「できる」に
OSGi対応 ECHONET Lite ミドルウェア
短納期HEMS開発をサポート!
GuruPlug
カードサイズ スマートサーバ
株式会社ジェイエスピー
横浜に拠点を置くソフトウェア開発・システム開発・
製品開発(monipet)、それに農業も手がけるIT企業
夜が長い季節になってきた。今まで暑くてできなかった運動をしてみたり、本を読んでみたり、夜気を感じながら静かな時間を過ごせるシーズンだ。 と、思っていたら、パソコンが壊れた。わが家のパソコンはカメラ好きの息子の重要な映像編集マシンとして力を発揮して来た。彼が自分で撮影してきた旅行の動画などを詰め込めるだけ詰め込んでディスクもそろそろ買い足さないと、と思っていた矢先、2度と立ち上がらなくなった。外付けのディスクにバックアップを取っていたから息子の写真や動画などのデータは救われた。しかし、学校の課題で動画編集をしなければならないが、困った、と、訴えかける目で見られるとたじろぐしかない。静かな読書の夜は、壊れたパソコンを復旧するか、新しいパソコンを買うか、の議論の場となり、そのうち新しいパソコンを購入するのが当たり前の話となって、どのメーカのどのパソコンを買うか、に費やされることになった。
結局、私も新しいパソコンに興味津々だったので、乗せられたようにあれこれセットにしてネットで購入することになってしまった。かろうじて息子のモバイルノートと無線ルータは生きており、あちこちのサイトを回りながら、あれがいいこれがいいと言い合う情報は手に入っていた。「多少高くても日本製を買おう。中国製はやめておこう」と息子が言う。気持ちはわかるが、日本製は「多少」より少し高い。しかも出資者は私である。だが、好き勝手なことを言う、とは思わなかった。同じ意見だったのだ。新しい技術に目がない私をうまく利用して商品選択が終了し、ネットで発注したのは深夜2時半を過ぎていた。
頼んだパソコンがすぐさま家に到着し、これもインストール、あれもインストールと、環境を作るのにこれまた朝方までかかった。今回購入したパソコンはテレビなのかパソコンなのかわからないようなパソコンだ。静かな夜にはまったく不向きな代物だ。アンテナ線をパソコンに差し込まなくていい、という歌い文句に踊らされてしまった。それはすごい、家中どこにパソコンを持って行ってもアンテナ線につながずにテレビが見える。ネットもつながる。これは便利だ。と、いうわけだが、考えてみたらテレビを見る時間はほとんどない。録画して取っておいたやつを見る時間があるときにまとめて見るだけだ。
実際、設定をしてみたが、アンテナに繋いだ送信機がある2階はどこにいてもテレビが見える。テレビを見ながら階段を降りてみると2階の床より下に降りたあたりから画像が止まり音声が飛び飛びになる。そんなことが分かったからと言ってなんという話でもないのだがつい実験したくなる。
せっかく機能があるのだからと、設定したパソコンでテレビを見てみる。ちょうど番組改編の時期でもあるのだろうが、まったく面白い番組がない。パソコンでテレビを見るというスタイルはどうもいただけない感じがつのる。最近の一人暮らしの若者がテレビを見ない、と言うのもわかる気がする。パソコンでテレビを見るとなぜか奥行きが無い感じがする。で、結局すぐに止める。虫の声が空気を満たす静かな夜なら静かな音楽がいい。ネットに音源は豊富だ。シンプルな楽器の音の向こうには広い世界が広がっている。
新しい機械の性能はなかなかいい。日本で製品化されたものを選んだ。だがその実態はインテルとマイクロソフトが工夫して生み出したものであることが残念だ。日本の中で、やはり地元横浜が気になるように、世界が一つになって新しい秩序が生まれたとしても、生まれ故郷や生活の場には自然と愛着が湧く。自分が属する小さな世界が多くの人たちから好かれるとうれしいし嫌われると落ち込むのだ。できるだけ人任せにしないで自分の力で自分の属する小さな世界を多くの人に好かれるように努力していく断固たる決意が必要だろう。断固たる決意で断固笑顔でいることだ。夜が長いと考える時間はたっぷりある。
monipet
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病院を離れる夜間でも安心
ASSE/CORPA
センサー、IoT、ビッグデータを活用して新たな価値を創造
「できたらいいな」を「できる」に
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株式会社ジェイエスピー
横浜に拠点を置くソフトウェア開発・システム開発・
製品開発(monipet)、それに農業も手がけるIT企業