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ジェイエスピー社員が綴る日替わりブログ

寝る前儀式

2010-12-08 16:31:06 | 日記
 寝る前に一度仕事を断ち切らないと眠りにつけないという人は多いと思う。忙しい人は頭の中も忙しいので、一度別のことに頭の中を切り替えて静かに眠りにつきたい。人によって様々な切り替え儀式があるようだ。
 ゆっくり風呂に入る。走る。ストレッチする。本を読む。テレビを見る。マンガを読む。酒を飲む。いろいろあるだろう。健康的には「走る」というのもなかなか良さそうだが、深夜帰宅してまた外に出たいとは私にはとても思えない。先日話をした1キロ3分台で走ることを維持する生活をするのが趣味になっているという方は、遅く帰宅する場合は、会社から走ってしまうそうである。職場に家が近くてうらやましい、と思ったものだが、とんでもない。25キロも離れていると言うのだ。雨が降っても風が吹いても走らないと眠れないそうだ。
 本やマンガを読む、という人も多い。以前は私もその仲間だった。目を使う仕事でくたくたになりながら、読み物を読むというのもどうなのかと思うのだが、少しの間だけでも別の世界に入り込み、すっかりその世界の人間になったかのような気持ちになって物語から戻ってきて眠りにつく。リアルな時間は短くても、物語の中で過ごした時間は長い。仕事のことは、もうずっと昔のまったくどこか違う世界の話になっている。
 私は最近目が悪い。いわゆる老眼であろうと思われるが、夜寝る前に本を読む、という行為が難しくなった。で、テレビを見てしまう。リアルタイムの放送ではなく、録画したドラマや特集ものが多い。やはりできる限り違う世界、遠い世界の話がいい。ぼんやり見ているうちに眠くなる。

 学生時代は、よくラジオを聴いていたことを思い出した。FM放送ではない。AM放送である。深夜零時頃から、かぜ耕士さんのタムタムタイム。その後、「黙っていては友達になれない。叫ばなければ消え去ってしまう」と大石吾郎さんの語りで始まるヤマハポピュラーソングコンテストの番組。続いて起きている時はオールナイトニッポンかセイヤングに耳を傾けた。音声だけで伝わる映像の無い世界で、多くの若者がイメージを膨らませる練習をしていたのではないかと思う。

 未来は、よく寝て、目を覚ますとやって来る。よく寝るための自分なりの健康的な儀式をいろいろ試してみて身に付けてしまう、というのは良い未来を手に入れるための案外最も良い道、なのかもしれない。


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株式会社ジェイエスピー
  横浜に拠点を置くソフトウェア開発・システム開発・
  製品開発(monipet)、それに農業も手がけるIT企業
コメント (1)
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