JSP_Blog

ジェイエスピー社員が綴る日替わりブログ

冬至

2010-12-22 09:26:28 | 日記
 うまく行かないこともあれば、たまにうまく行くこともあり、世の中ぎりぎりのところで何とかなっているのかもしれないと思う。

 自分の会社の社員のことを考えるか、目の前のお客様のことを考えるか、どちらを取るか、と判断が必要な局面があった。一年ぐらいの長さの目で見た会社の利益は明らかに目の前のお客様を捨てて別の案件を持っているお客様に鞍替えすべきところだった。そうすれば新しいビジネスのお付き合いが始まるばかりか、その方向性を望んでいた社員の皆さんにもいい顔が出来たはずだった。たが今まで、そして今現在わが社に仕事を出していただいているお客様は、このお客様なのだ。と、妙に固いことを考えてしまった。
 せっかくの新しい話も私の頑固さでどこかに飛んで行くだろう。社員の皆さんには柔軟に考えろと絶えず言っているつもりだ。なのに言っている自分はなかなか頭が固い。私の中では最終的にお客様第一を崩すことができない。
 将来おいしい仕事を出して頂ける可能性があるお客様がいたとしても、今はまだ何のつながりもない。今のお客様のために精一杯頑張ろう、などと自分の判断を反省しているところへ、ほとんど忘れかけていた案件が少し先に進んだ、という連絡が入った。
 わが社のような、いわばローカルな会社からすると珍しく都会的な案件だ。食い込めるかもしれない。よし。

 で冒頭の、うまく行かないこともあれば、たまにうまく行くこともあり、世の中ぎりぎりのところで何とかなっているのかも、という気持ちになっていたのである。

 そんな日、10年以上も机を並べた良き先輩であり友人であり最も尊敬するビジネスマンの一人であるIさんのちょっと年数を越えた定年退職の送別会があった。昔の仲間が集まって思い出話をしていたら2時間ぐらいあっという間だ。過去も未来も現在の方向性が決める、と私は思っている。現在後ろ向きでいると、未来だけでなく過去までも後ろ向きの思い出になってしまうだろう。Iさんはあくまで明るく前向きな人だ。集まった仲間達が最初から最後まで涙を流すほどおかしくて笑った送別会は少なかろう。感傷的なものを寄せ付けない、芯の強い明るさが過去も未来も照らしている。


 冬至である。これから2ヶ月ぐらい後が一番寒い時期になるはずだ。2月後半だろうか。だが、一日の明るい時間は明日から着実に長くなる。気持ちは、どこか春の予感で元気が出る。すぐそこに春が来ているという予感があるから最も寒い時期も頑張れるのだろう。一歩一歩歩いて行けば春は来る。


monipet
  動物病院の犬猫の見守りをサポート
  病院を離れる夜間でも安心

ASSE/CORPA
  センサー、IoT、ビッグデータを活用して新たな価値を創造
  「できたらいいな」を「できる」に

OSGi対応 ECHONET Lite ミドルウェア
  短納期HEMS開発をサポート!

GuruPlug
  カードサイズ スマートサーバ

株式会社ジェイエスピー
  横浜に拠点を置くソフトウェア開発・システム開発・
  製品開発(monipet)、それに農業も手がけるIT企業
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする