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IMジェイエスピー社員が綴る日替わりブログ

人間ドック

2010-12-11 15:47:02 | 日記
 年に1回健康診断がある。最近は健康診断と言わず人間ドックと言っている。本当にきっちり測定できているとはとても思えないのだが、不思議なことに社会人になってから毎年1ミリずつ身長が伸びて来た。もう30年もこの調子で来たので、3センチも伸びてしまったことになる。まだまだ伸びるのだろうか、とちょっと困ったものだと思っていたところ、今年の人間ドックで初めて、昨年より縮んだ。測定していた担当の人が「おや、昨年より低いですね。もう一度測りましょう」と昨年の数値と比較して言ってくれたが、「いやいやいやいや」と「いや」を連発して断った。これから何年生きることになるかわからないが、毎年少しずつ縮んでもらったほうがいろいろと便利だ。

 人間そうそう変わらないと言うが、これは人の心の性質を言ったもので、体質についてはある時一変することもあるようだ。昨年までは「採血をするのにアルコール綿で拭きますが、問題ないですね」「はい」と言い続けて全く問題なかった。ところが今年、同じように問題はないと言った後、採血中にアルコール綿で拭かれた腕が真っ赤に腫れ上がって来たのだ。私は、酒が飲めない。飲むとほんの少しのアルコールで一気に全身が真っ赤になる。この現象と同じ現象が起きた。私には見慣れた光景なので驚くどころか恥ずかしいものを見せてしまったという感覚だったのだが、気立てのいい中年の看護師さんは大慌てだ。洗面所で腕を洗って来てください、と有無を言わさずアルコール綿で拭いた部位を洗ってくることになった。これまで花粉症でなかった人がある時急に花粉症になったり、外で遊ぶのが大好きだったのに太陽光線を浴びるとじんましんが出るようになったり、何かの閾値(しきいち)が限度を超えると急に別の体質に変わってしまうこともある。体質が変わると、生活の習慣も変わらざるを得ない。そうなると、やはり心の性質も微妙に変化してくるのではなかろうか。

 最近の人間ドックでは、まず肺のレントゲンに異常が見つかり、まあ大したことはないので来年様子をみましょう、と言う話になり、翌年胆嚢、翌年膵臓と毎年「大したことないので来年様子を見ましょう」と言われ続けて来た。今年はどうなるか、と思っていたら腎臓だった。「結石がありますね。まだ小さいので、大きくしないように。水分をたくさん取って、体を動かすことですね。来年また様子を見ましょう」と。「何か聞きたいことはありますか」と最後にお医者さんが言うので「肺、胆嚢、膵臓、腎臓と毎年様子を見るものが増えていますが、来年は何が来ると思いますか」と聞いてみた。医者は大笑いしていたが、「心配すると胃に来ます」と落語の落ちのような話でお仕舞いになった。思わず「ありがとうございます」と頭が下がった。


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