外出先のネット環境

遊牧民の暮らしのように、あっちこっちのカフェやベンチでノートPCを広げて仕事をするスタイルをノマドワークと呼ぶようだ。先日、会社で使っているノートPCを某メーカのUltrabookに変更した。UltrabookはIntel社が決めた規格に則ってワイヤレス環境に対応したノートPCの総称だ。

持ち歩くことを前提に設定されているので、重量も１kgちょっとだし、バッテリーもカタログ表示上は9時間程度は駆動することになっている。

業務の都合上、外出したらその日はそれっきりとか、朝から直行して昼を過ぎ、１６：００くらいで予定が終わり、さて帰社しようか、このままどこかの喫茶店にしけこんでiPad片手にメールの返信でもしようか考えることも多い。その際に最近不満に思っていたことはドキュメントを作成したり、編集したりするにはiPadはキツイということである。

メールを見てちょっとした返信を書くには全く困らないし、起動が早いのでサッとパッと使うには非常に良いアイテムだが、じっくりドキュメントに取り組むには生産性が悪すぎる。そこで、Ultrabookの登場である。

試しに昨日喫茶店にしけこんで、小さなテーブルの上でどのくらいドキュメントが書けるのか実験をしてみたのだ。結果、これがすこぶる調子が良い。喫茶店の適度な雑音が集中力をUPするし、目の前にはPC画面しかないので必然的に画面に集中することになる。一般的に言うゾーンやフロー状態というのに入りやすいのかもしれない。書かなきゃ、書かなきゃと思っていて溜めこんでいたドキュメントがどんどん消化されていった。

ドキュメント作成が終わったので、さてメールでも、、、と思ったところで、あ、ネットワーク環境が無いや、と気が付いた。iPadは3G回線もあるし、お店によってはWiFi環境もありメールだろうがWebだろうが座る椅子とテーブルさえあれば、いやそれさえなくてもネットワークにつながって作業できるが、PCはそうもいかない。仕方なしに昨日はメールはiPad、ドキュメントはUltrabookという、傍からみれば何だこの人？という状況を醸し出していたと思う。

早速、今日は外出時のネット環境を入手するべく調査中だ。Wimaxか、WiFiサービスか、テザリングか、料金と使用頻度で検討してみたい。おすすめのネット環境があれば教えて頂きたいところだ。（野）


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