毎週土曜の夜は、大事な仕事がある。録画したNKHの連続テレビ小説「梅ちゃん先生」を一週間分纏めて観ることである。
ご存知かと思うが、この番組は、総合テレビの月曜から土曜の朝8:15から15分放送している。また、再放送として午後0:45から、更にBSプレミアムでも朝7:30から観ることができる。しかし、いずれも通勤のため観れないので、録画して纏めて見ているのである。
テレビ小説を観るのは珍しいことである。当初観たのは昭和41年に放送された第6作の「おはなはん」である。樫山文枝さんと言う女優ががヒロインだった。ほんのりとしたメロディの主題歌だった。朝の8:15と言えば小学生は既に登校してはずである。そんな時間に観れるわけがないのによく覚えている。その後は、昭和48年の「北の家族」、昭和52年の「風見鶏」、平成6年の「春よ、来い!」そして最近は、「ゲゲゲの女房」「おひさま」が放送されたことを覚えている。これらも観てたわけではなく、何となく記憶しているに過ぎない。
そなのに何故、「梅ちゃん先生」は録画までして観ているのか?それは、堀北真希さんがヒロインを演じると知ったからである。堀北真希さんは、映画「ALWAYS 三丁目に夕日」にも「六ちゃん」役で出演していた。三丁目の夕日は、昭和30年代の東京を描いた作品である。今年の冬には、3作目の「ALWAYS’64」が公開された。東京オリンピックが開催され日本が本格的に動き出した頃の三丁目に住む人々を描いていた。映画作品そのものも感動したが、集団就職で上京した六ちゃん役を堀北さんは巧みに演じた。
その堀北さんが連続テレビ小説で主役の下村梅子を演じると言うから観ないわけにはいかない。発端をそうだったが、ドラマを見続けるうちにドラマそのものが面白くなり、毎回欠かさず観るようになった。
下村梅子は、帝国大学病院に勤める医師を父に持ち、姉:松子、兄:竹夫の三人兄弟の末っ子である。竹夫は医学生だったが、日本が戦争に負けてから、新しい時代を迎えるに連れ、次第に父と同じ医学の道に進むことに疑問をもつようになる。「自分には医師は向かない」と、学校を辞め勘当同然に家を出ていく。
そんな家庭環境で生まれ育った梅子は、将来進むべき道を模索していた。そんな中で、生活のために窃盗を繰り返す一人の戦争孤児と知り合い何かとお節介を焼く。そんな孤児に構うなと叱った父だが、孤児が病に倒れると、父は自宅で治療してあげる。そんな父の姿をみて、自分も医師になりたいと思うのである。医師になることはそんなに簡単なことではないから諦めろと父に諭されるが、梅子は苦手な受験勉強を頑張って、医療専門学校(医専)に合格する。
梅子は困った人がいるとほっとけない性分らしく、自分の立場もわきまえず、助けようと努力する。所詮、非力な学生なので、回りの人間にもいろいろ迷惑をかけてしまう。ドラマとは言え、観ているこちらがヒヤヒヤすることもある。しかし、医師になる人間はそれくらいのお節介があっていいと思うことが自分にあった。
先日の事である。瞼に炎症を起こして赤く腫れ痛みが酷かったので、自宅近くの眼科クリニックで診てもらった。結構繁盛しているようで、待合室は満杯であった。
医師は問診することなく、赤く腫れた部分をモニターに拡大して映しながら、「完全に皮膚が裂けてます。これは皮膚科で診るべき症状です。どうしますか、中断して皮膚科に行きますか?」と言う。皮膚が裂けたのは、目に何らかの不具合があるから炎症を起こしたと思っていた。
眼科医として、考えられる原因や再発しない方法を教えて欲しいと言ったが、皮膚科の範疇だと言うことで断られた。確かに専門外のことに責任を持てないってことだろうが、余りにも患者への思いやりのない事務的な扱いにがっかりした。これが、内科医の梅ちゃん先生だったら、根掘り葉掘り質問してくれただろうなと思った。
ドラマは、まだ三分の一が終わっただけである。これから更にどのようなお節介を焼くのか、どんな先生になっていくのか、楽しみである。(平)
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横浜に拠点を置くソフトウェア開発・システム開発・
製品開発(monipet)、それに農業も手がけるIT企業
ご存知かと思うが、この番組は、総合テレビの月曜から土曜の朝8:15から15分放送している。また、再放送として午後0:45から、更にBSプレミアムでも朝7:30から観ることができる。しかし、いずれも通勤のため観れないので、録画して纏めて見ているのである。
テレビ小説を観るのは珍しいことである。当初観たのは昭和41年に放送された第6作の「おはなはん」である。樫山文枝さんと言う女優ががヒロインだった。ほんのりとしたメロディの主題歌だった。朝の8:15と言えば小学生は既に登校してはずである。そんな時間に観れるわけがないのによく覚えている。その後は、昭和48年の「北の家族」、昭和52年の「風見鶏」、平成6年の「春よ、来い!」そして最近は、「ゲゲゲの女房」「おひさま」が放送されたことを覚えている。これらも観てたわけではなく、何となく記憶しているに過ぎない。
そなのに何故、「梅ちゃん先生」は録画までして観ているのか?それは、堀北真希さんがヒロインを演じると知ったからである。堀北真希さんは、映画「ALWAYS 三丁目に夕日」にも「六ちゃん」役で出演していた。三丁目の夕日は、昭和30年代の東京を描いた作品である。今年の冬には、3作目の「ALWAYS’64」が公開された。東京オリンピックが開催され日本が本格的に動き出した頃の三丁目に住む人々を描いていた。映画作品そのものも感動したが、集団就職で上京した六ちゃん役を堀北さんは巧みに演じた。
その堀北さんが連続テレビ小説で主役の下村梅子を演じると言うから観ないわけにはいかない。発端をそうだったが、ドラマを見続けるうちにドラマそのものが面白くなり、毎回欠かさず観るようになった。
下村梅子は、帝国大学病院に勤める医師を父に持ち、姉:松子、兄:竹夫の三人兄弟の末っ子である。竹夫は医学生だったが、日本が戦争に負けてから、新しい時代を迎えるに連れ、次第に父と同じ医学の道に進むことに疑問をもつようになる。「自分には医師は向かない」と、学校を辞め勘当同然に家を出ていく。
そんな家庭環境で生まれ育った梅子は、将来進むべき道を模索していた。そんな中で、生活のために窃盗を繰り返す一人の戦争孤児と知り合い何かとお節介を焼く。そんな孤児に構うなと叱った父だが、孤児が病に倒れると、父は自宅で治療してあげる。そんな父の姿をみて、自分も医師になりたいと思うのである。医師になることはそんなに簡単なことではないから諦めろと父に諭されるが、梅子は苦手な受験勉強を頑張って、医療専門学校(医専)に合格する。
梅子は困った人がいるとほっとけない性分らしく、自分の立場もわきまえず、助けようと努力する。所詮、非力な学生なので、回りの人間にもいろいろ迷惑をかけてしまう。ドラマとは言え、観ているこちらがヒヤヒヤすることもある。しかし、医師になる人間はそれくらいのお節介があっていいと思うことが自分にあった。
先日の事である。瞼に炎症を起こして赤く腫れ痛みが酷かったので、自宅近くの眼科クリニックで診てもらった。結構繁盛しているようで、待合室は満杯であった。
医師は問診することなく、赤く腫れた部分をモニターに拡大して映しながら、「完全に皮膚が裂けてます。これは皮膚科で診るべき症状です。どうしますか、中断して皮膚科に行きますか?」と言う。皮膚が裂けたのは、目に何らかの不具合があるから炎症を起こしたと思っていた。
眼科医として、考えられる原因や再発しない方法を教えて欲しいと言ったが、皮膚科の範疇だと言うことで断られた。確かに専門外のことに責任を持てないってことだろうが、余りにも患者への思いやりのない事務的な扱いにがっかりした。これが、内科医の梅ちゃん先生だったら、根掘り葉掘り質問してくれただろうなと思った。
ドラマは、まだ三分の一が終わっただけである。これから更にどのようなお節介を焼くのか、どんな先生になっていくのか、楽しみである。(平)
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