まだ携帯電話が存在しなかったころ、自宅、実家、友人、会社、取引先等々かなりの数の電話番号を記憶して、何も見なくても簡単に電話をかけることができていました。しかし携帯の電話帳にまかせっきりになって以降、自分の携帯電話の番号すら怪しい状態になっています。
積極的に記憶するということをしなくなったせいか、年々記憶することが難しくなり、また忘れる時間も早くなっている気がします。人の名前については本当にひどく、少し関連が薄くなると顔は覚えているのに名前を思い出せないということがしばしば起こります。あまりテレビを見なくなったせいもあり、芸能人の名前は本当に出て来ません。顔や出ていたドラマのシーンなどは覚えていても、ドラマの名前すらも覚えていていません。少し考えて思い出せないと、すぐ検索エンジンに頼ってしまうことも悪化させている原因のひとつかもしれません。
最近のもの忘れのひどさに危機感を覚え、はるか昔受験生時代にお世話になった記憶術の本を引っ張り出してみました。その中の一つで比較的簡単に使えそうな基礎結合法を今回紹介してみたいと思います。
「基礎結合法」
体や場所、干支、芸能人、兄弟等々、人それぞれに強固に覚えていることに、覚えたい事柄を関連づけて覚える方法です。
記憶する例を以下に引用します。
ワイン アルミ 灯油 新聞 ガリガリ君 白鳥 植木鉢
ペットボトル 扇風機 薬箱
髪 ─ 髪にワインをふりかけた。
ひたい ─ ひたいにアルミの一円をくっつけた。
目 ─ 目を灯油で洗い流した。
口 ─ 口で新聞紙をくちゃくちゃとかんだ。
首 ─ 首筋にガリガリ君をつけてひんやり。
胸 ─ 胸に白鳥を抱いた。
腹 ─ 腹に植木鉢を乗せた。
ふともも─ ふとももをペットボトルで叩いた。
すね ─ 脛で扇風機を蹴った。
足 ─ 足を薬箱の上に乗せた。
参照・引用:上達!学習大事典
ポイントをいくつか説明します。まずは必ず結びつけるシーンを頭の中で具体的にイメージすること。連想する際も、より強烈な連想をした方が強く記憶することが出来ます。例のように「口で新聞紙をくちゃくちゃとかんだ。」としたほうが「口で新聞をくわえた」とするよりは強力です。またより具体的にイメージしやすいものに変換をすること。例で言えば「アルミ」で覚えるよりも「アルミの一円玉」の方が覚えやすくなります。
基礎結合法は連想結合法よりも強力に記憶することが出来ます。さらにベースとなるものは大体が順序まで含めて覚えているものが多いため、順序も含めて記憶しないといけない場合は大変有効な方法です。ただしベースとなるものの数が限られているため、大量のものを覚えないといけない場合は限界があります。
体をベースにした基礎結合法はかなり応用範囲が広く、ちょっとしたことを覚えるのには最適です。例えば100円ショップで乾電池を買おうと思っていてもお店を通り過ぎた後で思い出すということがしばしばあります。目の前に乾電池がぶら下がっているイメージを記憶するだけで、目の前に電池がユラユラとしている気がして忘れることを防止してくれます。
今回紹介した基礎結合法以外にもいろんな記憶術があります。興味のある方はぜひ調べてみて頂ければと思います。
インターネットで少し検索すれば何でも出てくるようになり、ネット上にありとあらゆる情報を気軽に保存できるようになった現代において、どうしても自分の頭の中に記憶しないといけないことは少なくなっています。しかし他の体の部分と同様に、脳もどんどん使っておかないと、その機能がみるみる内に衰えていきます。丸暗記で記憶することは難しいですが、こうした記憶術を使って少しでも脳の活性化を図ってみてはいかがでしょうか?(菊)
monipet
動物病院の犬猫の見守りをサポート
病院を離れる夜間でも安心
ASSE/CORPA
センサー、IoT、ビッグデータを活用して新たな価値を創造
「できたらいいな」を「できる」に
OSGi対応 ECHONET Lite ミドルウェア
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GuruPlug
カードサイズ スマートサーバ
株式会社ジェイエスピー
横浜に拠点を置くソフトウェア開発・システム開発・
製品開発(monipet)、それに農業も手がけるIT企業
積極的に記憶するということをしなくなったせいか、年々記憶することが難しくなり、また忘れる時間も早くなっている気がします。人の名前については本当にひどく、少し関連が薄くなると顔は覚えているのに名前を思い出せないということがしばしば起こります。あまりテレビを見なくなったせいもあり、芸能人の名前は本当に出て来ません。顔や出ていたドラマのシーンなどは覚えていても、ドラマの名前すらも覚えていていません。少し考えて思い出せないと、すぐ検索エンジンに頼ってしまうことも悪化させている原因のひとつかもしれません。
最近のもの忘れのひどさに危機感を覚え、はるか昔受験生時代にお世話になった記憶術の本を引っ張り出してみました。その中の一つで比較的簡単に使えそうな基礎結合法を今回紹介してみたいと思います。
「基礎結合法」
体や場所、干支、芸能人、兄弟等々、人それぞれに強固に覚えていることに、覚えたい事柄を関連づけて覚える方法です。
記憶する例を以下に引用します。
ワイン アルミ 灯油 新聞 ガリガリ君 白鳥 植木鉢
ペットボトル 扇風機 薬箱
髪 ─ 髪にワインをふりかけた。
ひたい ─ ひたいにアルミの一円をくっつけた。
目 ─ 目を灯油で洗い流した。
口 ─ 口で新聞紙をくちゃくちゃとかんだ。
首 ─ 首筋にガリガリ君をつけてひんやり。
胸 ─ 胸に白鳥を抱いた。
腹 ─ 腹に植木鉢を乗せた。
ふともも─ ふとももをペットボトルで叩いた。
すね ─ 脛で扇風機を蹴った。
足 ─ 足を薬箱の上に乗せた。
参照・引用:上達!学習大事典
ポイントをいくつか説明します。まずは必ず結びつけるシーンを頭の中で具体的にイメージすること。連想する際も、より強烈な連想をした方が強く記憶することが出来ます。例のように「口で新聞紙をくちゃくちゃとかんだ。」としたほうが「口で新聞をくわえた」とするよりは強力です。またより具体的にイメージしやすいものに変換をすること。例で言えば「アルミ」で覚えるよりも「アルミの一円玉」の方が覚えやすくなります。
基礎結合法は連想結合法よりも強力に記憶することが出来ます。さらにベースとなるものは大体が順序まで含めて覚えているものが多いため、順序も含めて記憶しないといけない場合は大変有効な方法です。ただしベースとなるものの数が限られているため、大量のものを覚えないといけない場合は限界があります。
体をベースにした基礎結合法はかなり応用範囲が広く、ちょっとしたことを覚えるのには最適です。例えば100円ショップで乾電池を買おうと思っていてもお店を通り過ぎた後で思い出すということがしばしばあります。目の前に乾電池がぶら下がっているイメージを記憶するだけで、目の前に電池がユラユラとしている気がして忘れることを防止してくれます。
今回紹介した基礎結合法以外にもいろんな記憶術があります。興味のある方はぜひ調べてみて頂ければと思います。
インターネットで少し検索すれば何でも出てくるようになり、ネット上にありとあらゆる情報を気軽に保存できるようになった現代において、どうしても自分の頭の中に記憶しないといけないことは少なくなっています。しかし他の体の部分と同様に、脳もどんどん使っておかないと、その機能がみるみる内に衰えていきます。丸暗記で記憶することは難しいですが、こうした記憶術を使って少しでも脳の活性化を図ってみてはいかがでしょうか?(菊)
monipet
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病院を離れる夜間でも安心
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「できたらいいな」を「できる」に
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横浜に拠点を置くソフトウェア開発・システム開発・
製品開発(monipet)、それに農業も手がけるIT企業