日本人は、英語が苦手といわれていますが、本屋に並ぶ多くの英語本や巷に溢れる英会話の広告を見ると、日本人の英語に対する高い関心が伺えます。
私も英語に興味があって、英語学習に挑戦しているのですが、最近見つけた、「大西 泰斗(おおにし ひろと)」という著者の本が英語学習に有効なのではないかと感じています。彼は、「東洋学園大学人文学部教授」で、イメージによる英文法の再構築を目指しており、書籍の中で日本人の間違った英語学習法について、以下のように指摘しています。
at という前置詞で例をあげます。
1.日本語で覚える
a. John had dinner at the restaurant. (レストランで)
b. This is sold at 100 yen. (100円で)
c. I went to bed at 10:00. (10時に)
d. I am good at tennis. (テニスが得意)
e. Look at that. (あれを)
at を「~で」で覚えると、「レストランで」「100円で」まではいいが、c. でアウト。
2:用法で覚える
a. John had dinner at the restaurant. (場所)
b. This is sold at 100 yen. (価格)
c. I went to bed at 10:00. (時刻)
d. I am good at tennis. (熟語:be goot at~=~が得意)
e. Look at that. (熟語:Look at~=~を見る)
この方式では、膨大な用法を暗記しなればならず、また、b. のように価格をあらわすことができるのはatだけではない。
I bought it for 100 yen. (価格)
また「場所」をあらわすのもatだけではない。
I walked in the park. (場所)
I played on the field. (場所)
さらに、d. や e. などの、at に関する熟語も膨大な数が存在する。
このように、「日本語で覚える」や「用法で覚える」、「暗記する」ような学習法では、英語を習得することはできない。英語はニュアンスを肌で感じる必要があり、単語を単語のイメージでとして取り込むことが大切だと述べています。
さきほどの at に宿る基本イメージは、「点(point)」です。そして、単語はニュアンスが拡張されイメージの広がりを持つと説明しています。
a. John had dinner at the restaurant.
レストランの地点をあらわす。地図上のレストランのイメージ。
b. This is sold at 100 yen.
100円という点をあらわす。90円でもなく、200円でもなく、100円。
c. I went to bed at 10:00.
10時という点をあらわす。
d. I am good at tennis.
サッカーはダメだけど、テニスという点に関しては得意だよといったイメージ。
e. Look at that.
thatという「点にめがけて」といったイメージ。基本イメージに加えて、点に向かっているような感覚。
なるほど。と思われた方は「大西 泰斗」の本を手にとって見てください。暗記主体の英語学習から解放され、英語が自分の中に吸収されていくのが実感できます。英語に挫折してしまった経験がある方は、是非、大西ワールドを体験してみてください。きっと、リベンジできるはずです。
参考書籍:ネイティブスピーカーの前置詞2
(真)
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