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IMジェイエスピー社員が綴る日替わりブログ

研究成果

2014-02-12 12:12:15 | 日記
 STAP細胞発表までの紆余曲折は、大きな話題になったために誰もが知るところとなった。小保方さんの勘が働いてから発表まで、5年もの歳月を要している。とは言え一般的な研究の現場で考えると、相当に短い期間だったのではないかと思う。iPS細胞で波に乗っている日本の研究現場で、しかも若手をとことん応援しようという心意気を持った先輩方が揃った活気ある(予算のある)職場環境だったことが追い風となってわずかな期間で発表することが出来た、というべきなのだろう。

 発見とか発明とかの画期的な出来事は、不思議と時期を同じくして発生する。時代のうねりのようなものだ。宇宙線の影響とか地球を取り巻く電磁波の影響とか、よーく調べてみたら、何かそんな類が影響しているのかもしれない。小保方さんが、これは面白い、と思ったその同じ時期に、別の誰かが別の何かとてつもない発見の入口に気がついていた可能性は十分にある。そして何度も心が折れそうな状況にぶつかりながら、たった今も、それを確認して発表するために夜を徹して研究に励んでいることだろう。どうもそんな気がする。

 そんな常識をくつがえす驚きの大発見や大発明が、これから数年以内に発表されて来るかもしれないと考えるとワクワクして来る。STAP細胞以外にそんな発見はもうひとつだけ、ということはなかろう。出てくる時は連続してゾロゾロ出てくるに違いない。

 常識破りということで言えば、例えば永久機関の発明などが最右翼だろう。科学技術がエネルギーの問題を解決することは今や誰にとっても期待値の大きな課題になっている。人がその時強く欲しいと願ったものが不思議と実現してしまったのが、これまでの歴史だとすると、従来の科学ではまったく存在し得ないと思われていた永久機関がニーズに押されて発明される可能性があってもおかしくない。研究者が可能と証明しても実用化されるかどうかわからないし、それがいつになるかわからない。しっかり働いた時のみ与えられる神様からのご褒美のようなものだ。

 また、エネルギーと同様にニーズが大きいのが水や食料の問題だ。水の問題が解決すれば食料の問題もおおかた片が付くだろう。要するに温暖化と同時に急速に進行する砂漠化が農地を縮小し増加する世界人口を支える耕作面積を減らしている。機械化によって農産物輸出国の農業生産性は飛躍的に向上しているために輸入する外貨を持っている国は何とかやって行けている。しかし、砂漠化が進む地域こそ本来農産物購入のニーズが最も高い地域であるにもかかわらず、地下資源に乏しい地域では外貨を稼ぐどころの状況ではない。そんな彼らであっても簡単に安価に利用できる真水の生成方式が発明ないし発見され、実用化されて来ると事態は大きく変わる。広大な砂漠地帯を緑の農地に変える技術が実用化されたらと思うと急に未来に明るさが広がる。

 1人の女性の頑張りがこれだけ大きな波紋を呼び、夢や期待を広げてくれる。今はまだ日の目を見ていない多くの研究者や技術者のみなさんには、あきらめずに前を向いて進んで欲しい。やがて必ず次の夢に続く未来が開くだろう。(三)


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株式会社ジェイエスピー
  横浜に拠点を置くソフトウェア開発・システム開発・
  製品開発(monipet)、それに農業も手がけるIT企業
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