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ジェイエスピー社員が綴る日替わりブログ

永遠の0

2014-02-14 08:48:24 | 日記
先日、映画「永遠の0」を観ました。多くの方から「永遠の0」を観た感動を聞いていましたので、私も観なければと思い、「永遠の0」を観ることにしました。映画館は最も大きいシアターでほぼ満席でした。「永遠の0」のあらすじを紹介したいと思います。

大学生の佐伯健太郎と、出版社に勤める姉の慶子は、亡くなった祖母・松乃の四十九日から暫くした頃、祖父・賢一郎から彼が自分たちの実の祖父ではないことを知らされる。第二次世界大戦後に松乃は二人の母・清子を連れて賢一郎と再婚しており、実の祖父である松乃の最初の夫は、終戦間際に特攻で戦死した海軍航空兵だという。

それから6年後、司法浪人が長く続き人生の目標を見失っていた健太郎は、フリーライターとなった慶子から、新聞社で主宰される終戦60周年記念プロジェクトのアシスタントを頼まれる。プロジェクトを進める高山は、神風特攻隊のことをテロリストだと語るが、祖父の話もありその考えに釈然としない慶子は、このプロジェクトに際して特攻隊員だった実の祖父について調べようと決めた。姉弟はわずかな情報を元にその足取りを追い始める。

厚生労働省や方々の戦友会に連絡を取ったところ、祖父の名が宮部久蔵であり、関係者9人が存命であることが知れた。その内の一人、戦闘機搭乗員としてラバウル航空隊で一緒だったという男を訪ねるが、元海軍少尉の男は久蔵について「海軍航空隊一の臆病者」「何よりも命を惜しむ男だった」と姉弟に蔑みの言葉をぶつけた。健太郎は元戦友から聞く祖父の話に困惑し、次第に調査を続ける気を無くしていたが、母から健太郎と同じ26歳で亡くなった父・久蔵がどんな青年だったのか知りたいと改めて頼まれ、更に手がかりとなる海軍従軍者たちを訪ね歩く。だが、生前の久蔵を知る者たちの語ることはそれぞれに全く違っており、調べるほどにその人物像は謎に包まれていた。戸惑いつつも二人は、国のために命を捧げるのが当然だったと言われる戦時下の日本と、そこに生きた人々の真実を知っていく。凄腕の零戦乗りで、卑怯者と誹られても「娘に会うまでは死なない」と松乃との約束を守り続けていた久蔵は、どのような生涯をおくり特攻を選んだのか。終戦から60年を経て、各々の壮絶な生き方と封じられていた事実を明らかにする。

「永遠の0」の原作者である百田尚樹氏より以下のコメントを頂いています。

「小説が売れると作家は一番嬉しいんですけど、この作品に関しては最初は圧倒的に、90パーセント以上の読者が、60代以上の男性だったんです。それがだんだん口コミでひろがっていって、今は20代の女性、10代の高校生、あるいは中学生やまで読まれている。そういう人たちがインターネットで、「永遠の0」の感想を語るときに、一番多いのが「知らなかった」、その次が「もっと知りたい」なんです。それが嬉しいですね。100年以上前の話ではなく、自分のおじいちゃん、おばあちゃんたちが生きていた時代のことですから、しっかり知ってもらいたいという思いがあります。教科書的な知識でなく、実際に日本がどのように世界と戦ったのか。おじいちゃん、おばあちゃんたちは、どんな思いで生きてきたのか。あるいは戦ってきたのか。「永遠の0」によって、そういうものに関心を持ち、知りたいと思う若い世代が増えていることは嬉しいです。それから、自分が今生きていることの素晴らしさに気づいてもらいたいという思いもあります。自分の人生は、自分一人だけのものではないんだ、と。誰のために生きているのか、何のために生きているか。これを改めて知ってもらいたい。宮部久蔵はそれを知っていた男だと思うんですね。井崎も宮部に言われて自分の命は自分一人だけのものではないと気付きます。自分が亡くなることによって、どれほど多くの人が悲しむか。両親から生まれて、自分がいる。そういうことに思いを馳せてもらいたいですね。たとえば、仕事で辛いことがあっても、ちゃんと家に帰れる。すると、家族の顔を見られる。このことがどれほど恵まれた幸せなことか。宮部久蔵はそのことだけを望んで生きてきて、それを叶えられなかった男ですから。」

国の為を思い、自分の身を差し出すことが美しいと唱えている人がいらっしゃいますが、「永遠の0」では自分を大切にしないと家族も大切にできないとということ主人公の宮部が主張しています。自己犠牲は美しく見えますが、やはり、他の人がどうすれば幸せになるのかを冷静に考えることが大切だと思いました。

あと、戦時中に命をかけて日本、アジアを守るために戦って下さった方々がいるおかげで、今、私たちが豊かに平和に生活できているんだと改めて思わせて頂きました。それを決して忘れてはならないと思いました。永遠の0ではそのことを上手く表現できているように思います。

日本のために命をかけて戦って下さった方々、「永遠の0」の原作者の百田氏に心より感謝申し上げます。(横)

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