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IMジェイエスピー社員が綴る日替わりブログ

油断大敵

2014-07-08 08:45:00 | 日記
ブログで何回か書かせて頂いたが、私は月2回程度太極拳の教室に通っている。なんだかんだともう5年目。太極拳の中では基本中の基本である24式太極拳をひたすら練習しているが、やればやるほど未熟さが分かるようになってくる。

「最初のころに覚える太極拳はすべて間違っていますから、あまり気にせず、まずはおおまかな形だけ覚えて下さい」という先生の言葉の意味が何となく分かってきた気がする。ようやく入口に立つことが出来たのかもしれない。

毎年5月ごろ、練習の成果を発表する総会が実施される。総会の時期が近づいてくると、普段は和やかな雰囲気の中で行われている練習に若干の緊張感が加わってくる。通常はまず全体を通した上で、一つの動作について手の動き、足の動き、腰の動き、顔の向き、など分解した動作を練習し、まとめにそれを組み合わせてみるという練習を行っているが、総会前はいかに音楽に合わせるか、全員の動作を揃えるかという練習に変わってくる。

総会で使用する曲は普段の練習で使っているものではなく、毎年新しい曲を使用する。曲の中でも表演をしやすいものとしづらいものがあるが、今回は非常にわかりやすい曲だった。同じメロディーが繰り返されるものや、音の切り替わりが動作の切り替わりと一致しないものは、とても音にノリにくく、動作が速くなったり遅くなったりしてもなかなか途中で修正することは難しい。今回使用する曲は動作の変換点と音楽の変換点が一致するところが途中に何箇所もあり、少々のずれは途中で回復することが出来た。

本番当日、何回かの練習を行った後、控室に待機。本番前の緊張か、みな言葉少なく、ひたすら柔軟体操を繰り返している。出番になり、真っ暗なステージで所定の位置に並ぶ。音楽が鳴り、緞帳が上がり始めると、客席から見つめる人達の顔がはっきりと見え、緊張感はMAXに達する。初動をうまく合わせることができ表演開始。多少の修正は入るものの、途中のチェックポイントも問題なく、順調に表演は進んでいく。いよいよ最終チェックポイントが近づく。これもタイミングぴったり。最後のチェックポイントを無事通過したことで、今回はかなりいい出来だなぁと多少心に余裕が出来る。

あとは最後をきれいに揃えるだけ・・あれれ少し早すぎる。しかし途中で動作を止めることは出来ない。結局5秒ほど早いタイミングで表演終了。最後のチェックポイントを通過した後で、安心してしまったせいか、その後の動作が少しづつ早くなってしまっていた。

全体的に見れば、みんなの動作がきれいに揃っていて、ここ数年で見てもかなり良い表演だったと思う。しかしとてもわかりやすくピッタリと合う曲だったにも関わらず、最後を合わせられなかったこと、しかもそのことに最後の最後まで気付かなかったことが、とても悔しい。どんなに途中が良くてもツメを誤ると残念なことになってしまう。そんなことを改めて実感した今年の表演だった。(池)

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株式会社ジェイエスピー
  横浜に拠点を置くソフトウェア開発・システム開発・
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