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ジェイエスピー社員が綴る日替わりブログ

科学の発展

2014-07-10 09:00:00 | 日記
人類の科学技術は近年、誰が見てもわかるほどに目覚ましく進歩している。
特に顕著なのは情報を用いた技術であろう。各家にはインターネット回線が引かれ、誰もが携帯電話を持つようになってから、破竹の勢いで発展を続けている。現在ではテレビでも「ビッグデータ」なるキーワードが叫ばれ、誰もが気づかぬうちから利用するようになった。

そうやって誰もが身近に利用している科学技術は、どうやって発展してきたのだろうか。
諸説あることと思うが、私は「細分化」と「共有」の2点が重要であったと考えている。


■細分化
紀元前、私たちの身近にあるものは「火・風・水・土」の4元素から構成されると考えられていた。まるで物語やゲームの世界であるが、古代の人々は真剣にそう考えていたのである。この思想は、ほんの300年ほど前まで受け継がれていた。
17世紀前半、ようやく現在の「原子」に近い思想が生まれた。物質を小さく分けていくと、最後にはそれ以上小さく分けることのできない、いろいろな形・種類の「粒」になるだろうと考えられた。

そこからさらに研究が進み、どうやら原子もより小さな「粒」から出来ているらしいということがわかった。
我々が日常的に使っている「電気」や、不安定だが非常に強力なエネルギー源となる「原子力」はこうして発見された。

大昔は火を燃やすことで周囲を明るくしたり暖を取ったりしていたが、物質を細分化することで発見した電気や原子力を用いることで、より効率的に明るくしたり暖を取ることが出来るようになったのだ。
しかも、細分化したものは様々なことに応用しやすくなる。電気は非常にわかりやすい例であろう。電気を使うことで速く移動したり、大きな音を出したり、物を温めたりと、出来る事はいくらでもある。


■共有
昔の人々は知りえた情報を絵や文字として残すことで、後世の人々と情報を共有していた。
やがて紙が発明され、本が作成され、より情報を共有することが簡単になった。
そうすることで、一つの情報を多くの人々がそれぞれの視点で見ることになり、問題の解決方法や誰も思いつかなかった活用法などが広く知られるようになった。

現在は、共有することで生まれた新たな情報も瞬時に共有される時代だ。誰かが何気なく呟いた言葉によって問題が解決する、そんなこともあるだろう。


細分化をすることで様々なことに使える「手段」ができ、それが瞬時に共有されることでこれまで世界に無かったものが発明される。まさしく科学の発展といえよう。
これは、何も科学技術だけの話ではない。一般的な仕事でもそうだし、我々の日常会話ですら同様であろう。
無意識のうちに情報を細分化し、無意識のうちにその情報を活用しているはずだ。

きっと、これから先の未来でも同様であろう。そして、未来では技術の進歩により、今以上に情報の共有が容易になっているかもしれない。

そんな未来でうまく生きるためには、より物事を細分化し、人と共有する力を鍛えていった方が良いのかもしれない。

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株式会社ジェイエスピー
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