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ジェイエスピー社員が綴る日替わりブログ

ハナノハナシ

2014-07-29 12:00:00 | 日記
数週間前に花をつけた玄関先のノウゼンカズラの木、早くも花が落ち始めた。この花には「散る」という言葉が似合わない。ぼとぼとと落ちるのだ。5枚の花びらがあると見せかけて実は一枚の花冠のさきが5か所へこんでいるだけというトリッキーなつくりのラッパのようなオレンジ色の花が、そのまま落ちて、木の根元にゴロゴロところがっている。下草の緑に落ちたオレンジが目に映える。ところが、これでおわらない。こっちの花が落ちたかと思うと、別の枝の花が咲く。しばらくするとその花がまたぼととおちて、別の枝の花が咲く。

このノウゼンカズラ、もともとは実家にあったものだが、実家の駐車場拡張工事の際に殺処分にされるところを、根っこごと引っこ抜き、そのまま我が家の玄関先に植え替えたものだ。
ちゃんと根を張るか心配だったが、丈夫で強くて、ほったらかしにしても枯れやしないという評判通り(母親情報:宇宙兄弟のお母さんみたいな人)、次の年には花をつけた。
以来、母親情報をうのみにする愚かな一族から、手入れらしい手入れを受けることもなく、それでもすくすくとノウゼンカズラは奇跡のように育ち続けた。

危機は今年の冬にやってきた。3月の大雪で、丈夫で強くてほったらかしにしても枯れないはずの木が大きくたわみなんとなくどこか具合が悪そうになっていた。どこか悪いのか?
それが皆目わからない。もともとこの木は、冬には枯れているようにしか見えない。花も葉もなく、やせ細りささくれだった幹はまさに枯れ木だ。カブトムシを育てるケースに入れる木のほうがよっぽどイキイキとして見える。知らない人が見たら、なんでこんな貧相な木を玄関先に植えているのかしらと首をかしげるだろう。
ともかくなんかだめっぽくなっていたので、なんとかせねばと思いつつ、春まで静観。
結局、途中から二本に枝分かれしている枝のうち一本は完全にだめになり、完全にちぎれてしまったが、もう片方の枝は生き残った。もう少し手をかけてやれば少しは違った結果が得られたか、、、

それでも、今年は咲かないかと思っていた花が今年も咲いた。咲いては落ち、咲いては落ちを繰り返す様を見ながら今年も暑い夏をやり過ごす。そしてたまに「いい落ちっぷりですね」と思いながら、根本に目をやる。下草の緑に落ちたオレンジが目に映える。

暑い日が続く。雨も降ってない。アレ?
ちょっと、水撒きしてきます。(ま)

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