私はあるラジオ番組を7年間聴き続けている。毎週土曜日深夜1時から30分間。
番組内容からは知識とか教養とかは全く得られない。
番組が放送されている30分の間、パーソナリティ達が自身の仕事についてや最近あった面白い話、リスナーからのお手紙を紹介しているだけの番組。
パーソナリティ自身「一週間のうちの30分間だけでも、ただ笑って番組を聴いて次の日には忘れているような番組でありたい」と番組内で語っていた。
ちなみに、私自身は7年前からのリスナーだが、番組自体は4月の改編をもって10年目に入る。
余談だが、私が彼らの番組を聴いていた時間を計算してみると、(30分×4日×12ヶ月×7年)=10080分=168時間=7日、案外短く感じる・・・
では、どうして7年間もこの番組を聴き続けているのかというと、もっとも大きな理由は、"次に何をやるかわからない"というところだ。
この番組では、毎年七夕の時期になるとパーソナリティ、スタッフが番組内でやりたいことや、個人的に叶えたいことなどを短冊に書いて発表するのだが、
願い事の内容が、「言うだけはタダでしょ!!」ということでかなり無茶なことばかり。
例えば「日本武道館でイベント開催」「海外で公開録音」「Vシネ化」「社長になる(スタッフ)」「不老不死」等々。どれも夢のようなものばかりだが、なんと「不老不死」以外はすべて実現させている。
また、今年は番組が10年を迎えるということもあり6月に番組の万博を開催することになっている。ちょっとよくわからないし、何をするのか全く公開されていないが、とりあえず1日目のチケットは確保したので、2日目のチケットを全力で取りに行く所存だ。
さらに、パーソナリティはもちろん、番組を構成するスタッフがみな真面目なのだ。聴いているリスナーを楽しませたいという気持ちがすごく伝わるし、本人達も本当に楽しそうに、そして全力で番組を作っていることが分かる。
そのような方たちが、例にあげたようなことをしてくるため、この人たちは次は何をやってくれるのだろうか、どのような企画を計画してくるのかと期待し、飽きるということがない。実際のところ、上にあげた例以外にも様々なことを企画・実行している番組である。
私は、落ち込んだ時や勇気付けてほしいとき、悲しいときや楽しいとき、あと暇なときにこのラジオ番組を聴いている。おそらく番組終了時は、数ヶ月は立ち直れないかもしれない・・・
そんな7年目のリスナーは、今週もまた、ずっと続いていくことを願いながら、次は何をしてくれるのかと期待に胸を膨らませ、パーソナリティの面白話に耳を澄ませ続けるのだと思う。
(DG_K)
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