じゅくせんのつぶやき

日々の生活の中で感じた事をつぶやきます。

「ほめる」効用

2006-12-05 18:16:20 | 教育
★ 小学生の作文を添削するバイトを始めた。作文指導は専門ではないが、やってみると意外と面白い。とにかく、子どもたちが「また書きたい」と思うようにほめてくれと言う発注元の注文なんで、ちょっとしたところでもほめるようにしている。

★ 小学生の作文と言ってバカにはできない。「手紙を書こう」といった課題に対しては、本当に心打たれる作品に出会うことがある。とりわけ、おじいちゃん宛ての手紙や結婚する親戚のお姉さんへの手紙など、心がウルウルしてしまうほどいい作品だった。

★ ほめ言葉も書いているうちにネタが尽きてくるが、少しでもよいところを探してみると案外転がっているものである。そして、ほめる習慣がついたのか、日常の授業でもほめ言葉が増えてきたように思う。大人も子どももほめられれば嬉しいものである。「豚もおだてりゃ木に登る」と言われるほどだ。

★ さすがにしらじらしいほめ言葉はダメだが、タイミングよくほめてやるとその時の子どもは表情は実に嬉しそうである。単価の安いバイトだが、お金で買えない何かを得られたような気がする。
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