じゅくせんのつぶやき

日々の生活の中で感じた事をつぶやきます。

労働法制の見直し

2006-12-09 11:29:53 | Weblog
★ 労働法制の見直しが進んでいると言う。フレックス労働制、裁量労働制といえば聞こえもよいが、結局のところはサービス残業の追認ということか。

★ 働き方をめぐっては、正規雇用と非正規雇用による格差やワーキング・プアといった問題が起こっている。

★ 企業の立場から言えば、国際的な競争を背景に高い人件費を何とかしたいということなのだろうが、労働者、とりわけ少子高齢社会の中で次世代を担う若年労働者にとっては過酷な事態である。

★ それ以前に、昔から言われる産業の二重構造。大手企業と中小零細企業との賃金格差、労働条件の格差は歴然たるものだ。暴動が起こらないのが不思議なぐらいだ。まだまだ日本が豊かなせいだろが、この状態もいつまで続くかわからない。

★ 労働組合にしても企業間でかなりの温度差があるようだ。

★ 資本家達がルールを決める。その資本家の富は労働者から搾取したものに他ならない。労働者よ、団結してそれを奪い返せ。と、古典的なアジテーションの1つも叫びたくなる。

★ 何のために人は生きるのか、何のために人は働くのかを考え直してみる必要がある。「武田節」ではないが、企業にとっても人材は貴重な財産であるはずだ。単なる使い捨ての道具ではあるまい。「生かさず、殺さず」ではなく、意欲をもって創造的に働けるようにしてもらいたいね。
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