★ 内閣府が「ひきこもり」を調査し、「自室からほとんど出ない」などの狭義の「ひきこもり」約23万6000人、「自分の趣味に関する用事だけ外出する」といった広義の「ひきこもり」まで含めると約70万人との推計を発表した。
★ 確かに「ひきこもり」は大きな社会問題になっている。ひきこもった挙句、凶悪犯罪に走ると言った事件も目新しくない。
★ 「ひきこもり」を調査すること自体は意味のあることなのだろうが、この70万にという数字はどう解釈すべきだろうか。
★ まず統計的な観点から。今回は5000人を対象にした調査で、そのおよそ65%から回答を得たということから、回答者数は約3300人。「自室からほとんど出ない」という重度の「ひきこもり」は、0.12%と言うから、3300人中の4人程度だろう。これって調査の精度からしてどうなのだろう。
★ 次に、「無回答」の人の傾向をどうみるか。調査方法は詳細には知らないが、「無回答」の人の中にこそ問題が多いのではなかろうか。
★ 統計の数字は何とも言えないが、問題提起としては意味があったと思う。
★ 「ひきこもり」の問題、ひきこもっても食っていける良い世の中だという見方もあるし、精神的に病んでいる人が相当程度含まれているのではと心配もされる。
★ 家族や友人など見守る人がいる人はまだいいが、全く孤立してしまった人に対してどのような対処ができるのか難しい問題だ。
★ 確かに「ひきこもり」は大きな社会問題になっている。ひきこもった挙句、凶悪犯罪に走ると言った事件も目新しくない。
★ 「ひきこもり」を調査すること自体は意味のあることなのだろうが、この70万にという数字はどう解釈すべきだろうか。
★ まず統計的な観点から。今回は5000人を対象にした調査で、そのおよそ65%から回答を得たということから、回答者数は約3300人。「自室からほとんど出ない」という重度の「ひきこもり」は、0.12%と言うから、3300人中の4人程度だろう。これって調査の精度からしてどうなのだろう。
★ 次に、「無回答」の人の傾向をどうみるか。調査方法は詳細には知らないが、「無回答」の人の中にこそ問題が多いのではなかろうか。
★ 統計の数字は何とも言えないが、問題提起としては意味があったと思う。
★ 「ひきこもり」の問題、ひきこもっても食っていける良い世の中だという見方もあるし、精神的に病んでいる人が相当程度含まれているのではと心配もされる。
★ 家族や友人など見守る人がいる人はまだいいが、全く孤立してしまった人に対してどのような対処ができるのか難しい問題だ。