★ 期末テスト対策期間。ある意味「我慢の3連休」。
★ この間、ドラマ「BORDER」(2014年)を観る。ある刑事が何者かに銃撃される。一命はとりとめたが、銃弾が脳の深くに達しているため摘出できない。弾を残したまま現場に復帰。ところが刑事に異変が。生死をさまよったためか、死者とコンタクトできることに。被害者の無念の声を聞き、犯人に迫る。
★ 刑事役の小栗旬さんの演技が光る。それにエンディングが実に衝撃的(後味が悪い)だった。
★ 「BORDER」と同時に、今さらながらドラマ「MOZU」(2014年)も観ている。爆弾テロで妻を失った公安警察官。「本当の真実」を知るために「ブレーキの壊れた列車のような」暴走を始める。日頃馴染みのない公安警察の様子が興味深い。テロ事件の背後には大きな国家的陰謀があるようだが、それはこれからのお楽しみ。
★ アニメ「ゴールデンカムイ」、ドラマ「監察医 朝顔」、NHK「100分de名著」など、最近テレビが面白い。
☆ そして、もう一題。月ぎめおよそ4,000円の新聞。朝の日課として目を通すが、だいたいは「ふふん」といった感じで古紙となる。そんな中、今朝の朝日新聞は面白かった。
☆ まずは「大澤真幸が読む 古典百名山」。このコラムを読むために朝日新聞をとっていると言っても過言ではない。人類の知的遺産とも言うべき歴史的大著が実に簡潔に要約されていてありがたい。今回は、アリストテレスの「形而上学」。持ってはいてもなかなか読む気が起こらない(読んでもわかりそうもない)作品。そのポイントがわかりやすく解説されていて、知的刺激を受けた。
☆ 「形而上学とはこういう意味だったのか」「形相や質料とはこういう意味だったのか」「現実態と可能態とはこういうことなのか」とよくわかった。「プラトンに抗する思索が、純プラトン的なもの」になったというところが面白かった。
☆ 稲垣康介編集委員のよる「多事奏論」も面白かった。先ごろ来日したIOCのバッハ会長。彼を取り巻く日本側の首脳たちの「お・も・て・な・し」の様子が興味深かった。アスリートの純粋な想いとは別のところで動いているオリンピック。今や「スポーツの祭典」とは別の極めて政治的なイベントと化している。古代オリンピックの衰退もこのあたりに問題があったのでは感じた。
☆ 最後は「天声人語」。落語の「あくび指南」を引きながら、昨今の政治家のちんまりしたコロナ対策を皮肉っている。「静かなマスク会食」「5つの小(こ)」果ては「飲食用のフェースシールド」まで。医療現場のひっ迫感とは裏腹に、キャッチフレーズばかりが増発される。まずは政治のトップの「こころづかい」(有効な政策)が必要なのではないかと思った。
☆ 年末年始。多少は減るであろうが、初詣はやはり賑わうであろうし、正月となれば気も緩む。移動も活発になりそうだ。2週間後、1月15日前後の新規患者数が恐ろしい。入学試験もどうなるやら。某大臣の発言のように「神のみぞ知る」ことだが。(すべてを神に委ねれば、政治家などいらないけれどね)
★ この間、ドラマ「BORDER」(2014年)を観る。ある刑事が何者かに銃撃される。一命はとりとめたが、銃弾が脳の深くに達しているため摘出できない。弾を残したまま現場に復帰。ところが刑事に異変が。生死をさまよったためか、死者とコンタクトできることに。被害者の無念の声を聞き、犯人に迫る。
★ 刑事役の小栗旬さんの演技が光る。それにエンディングが実に衝撃的(後味が悪い)だった。
★ 「BORDER」と同時に、今さらながらドラマ「MOZU」(2014年)も観ている。爆弾テロで妻を失った公安警察官。「本当の真実」を知るために「ブレーキの壊れた列車のような」暴走を始める。日頃馴染みのない公安警察の様子が興味深い。テロ事件の背後には大きな国家的陰謀があるようだが、それはこれからのお楽しみ。
★ アニメ「ゴールデンカムイ」、ドラマ「監察医 朝顔」、NHK「100分de名著」など、最近テレビが面白い。
☆ そして、もう一題。月ぎめおよそ4,000円の新聞。朝の日課として目を通すが、だいたいは「ふふん」といった感じで古紙となる。そんな中、今朝の朝日新聞は面白かった。
☆ まずは「大澤真幸が読む 古典百名山」。このコラムを読むために朝日新聞をとっていると言っても過言ではない。人類の知的遺産とも言うべき歴史的大著が実に簡潔に要約されていてありがたい。今回は、アリストテレスの「形而上学」。持ってはいてもなかなか読む気が起こらない(読んでもわかりそうもない)作品。そのポイントがわかりやすく解説されていて、知的刺激を受けた。
☆ 「形而上学とはこういう意味だったのか」「形相や質料とはこういう意味だったのか」「現実態と可能態とはこういうことなのか」とよくわかった。「プラトンに抗する思索が、純プラトン的なもの」になったというところが面白かった。
☆ 稲垣康介編集委員のよる「多事奏論」も面白かった。先ごろ来日したIOCのバッハ会長。彼を取り巻く日本側の首脳たちの「お・も・て・な・し」の様子が興味深かった。アスリートの純粋な想いとは別のところで動いているオリンピック。今や「スポーツの祭典」とは別の極めて政治的なイベントと化している。古代オリンピックの衰退もこのあたりに問題があったのでは感じた。
☆ 最後は「天声人語」。落語の「あくび指南」を引きながら、昨今の政治家のちんまりしたコロナ対策を皮肉っている。「静かなマスク会食」「5つの小(こ)」果ては「飲食用のフェースシールド」まで。医療現場のひっ迫感とは裏腹に、キャッチフレーズばかりが増発される。まずは政治のトップの「こころづかい」(有効な政策)が必要なのではないかと思った。
☆ 年末年始。多少は減るであろうが、初詣はやはり賑わうであろうし、正月となれば気も緩む。移動も活発になりそうだ。2週間後、1月15日前後の新規患者数が恐ろしい。入学試験もどうなるやら。某大臣の発言のように「神のみぞ知る」ことだが。(すべてを神に委ねれば、政治家などいらないけれどね)