★ 映画「バード・インフェルノ」(2006年)を観た。鳥インフルエンザによるパンデミック作品。
★ 最近、感染爆発をテーマとした小説や映画が増え、少々食傷気味。それに、現実がもはやフィクションを超えた感がある。この映画も平時ならばB級パニック映画と言うところだが、制作が2006年というから、そこは先見の明がある。
★ CDCの女性医師が活躍したり、上司とのやり取りは映画「コンテイジョン」のパイロット版という感じだ。大量の死体が大きな穴に埋葬されるところは医療が崩壊し多くの死者を出した北イタリアのようだ。商品不足やホームセンター(あるいはショッピングセンター)でパニック買いをする人々は最近見た光景、まさにそのままだ。
★ ウイルスの変異を考えると、ワクチンの効果もあやしいようだ。エンディングは「ここで終わりか」と思えるほど救いのないものになっている。果たして死者数が、医師が予想した3億人にまで達するのだろうか。無情なまでに死者数のカウントが続く。
☆ 日本は第3波。今はまだ感染爆発が始まったばかりなのかも知れない。国(政府)、地方(知事)、専門家がそれぞれに責任のなすり合いをしているが、そうこうしている内にも感染は広がっていく。
☆ 「GO TO」にしても政府の対応は及び腰だ。「エビデンス」(証拠)などと英語を使いだしたら、まゆつば物だ。経済を回さなければならないのはわかるけれど。何を優先するか、プライオリティの問題だろうね。
☆ 東京都知事は「5つの小」とか「高・重」とか、連日大喜利のように言葉が躍っているが、なんか違和感がある。言葉が軽い気がする。オリンピックが念頭にあるのだろうか。
★ さて、映画ではある州の知事を取り上げていた。最初、隔離政策で封じ込めようとした(自分たち州の首脳はシェルターのようなところに閉じこもった)が、身内が死ぬに及んで政策を改めた。住民も最初は我が身大事で、自分や自分の家族の安全を最優先とする。感染者への偏見も満ち溢れる。しかしやがて、自分だけが生き残ろうとしても不可能であることに気付き、住民同士が助け合う「共助」に目覚める。それを州政府が流通を確保すると言った「公助」で援護するという図式が描かれている。
★ 説教っぽいところもあるが、確かに最終的にはこういう道筋なのかも知れないと思った。
★ 最近、感染爆発をテーマとした小説や映画が増え、少々食傷気味。それに、現実がもはやフィクションを超えた感がある。この映画も平時ならばB級パニック映画と言うところだが、制作が2006年というから、そこは先見の明がある。
★ CDCの女性医師が活躍したり、上司とのやり取りは映画「コンテイジョン」のパイロット版という感じだ。大量の死体が大きな穴に埋葬されるところは医療が崩壊し多くの死者を出した北イタリアのようだ。商品不足やホームセンター(あるいはショッピングセンター)でパニック買いをする人々は最近見た光景、まさにそのままだ。
★ ウイルスの変異を考えると、ワクチンの効果もあやしいようだ。エンディングは「ここで終わりか」と思えるほど救いのないものになっている。果たして死者数が、医師が予想した3億人にまで達するのだろうか。無情なまでに死者数のカウントが続く。
☆ 日本は第3波。今はまだ感染爆発が始まったばかりなのかも知れない。国(政府)、地方(知事)、専門家がそれぞれに責任のなすり合いをしているが、そうこうしている内にも感染は広がっていく。
☆ 「GO TO」にしても政府の対応は及び腰だ。「エビデンス」(証拠)などと英語を使いだしたら、まゆつば物だ。経済を回さなければならないのはわかるけれど。何を優先するか、プライオリティの問題だろうね。
☆ 東京都知事は「5つの小」とか「高・重」とか、連日大喜利のように言葉が躍っているが、なんか違和感がある。言葉が軽い気がする。オリンピックが念頭にあるのだろうか。
★ さて、映画ではある州の知事を取り上げていた。最初、隔離政策で封じ込めようとした(自分たち州の首脳はシェルターのようなところに閉じこもった)が、身内が死ぬに及んで政策を改めた。住民も最初は我が身大事で、自分や自分の家族の安全を最優先とする。感染者への偏見も満ち溢れる。しかしやがて、自分だけが生き残ろうとしても不可能であることに気付き、住民同士が助け合う「共助」に目覚める。それを州政府が流通を確保すると言った「公助」で援護するという図式が描かれている。
★ 説教っぽいところもあるが、確かに最終的にはこういう道筋なのかも知れないと思った。