★ 節分だという。スーパーでは例年通り恵方巻が売られているであろうが、混雑を避けるために1日中家に籠っている。
★ 私立高校入試まであと7日。コロナ感染に細心の注意を払う。近隣の中学校では、学校での感染を恐れ、中学3年生の半数が自主休校しているという。結果として、学校としてもうまい具合に、丁度いい感じの人数におさまっているようだ。(当然ながら学校から「休んでくれ」とは言えないが、ホンネとしてはありがたかろう)
★ さて今日は、天祢涼さんの「父の葬式」(日本推理作家協会編「ミステリー傑作選 エスプリ」講談社文庫所収)を読んだ。杜氏の父親と反りが合わず、家を出て7年の次男。兄から父の訃報を知らされ、気は進まなかったが帰郷。父は遺言で盛大な葬儀を希望し、喪主には長男の兄ではなく絶縁状態の自分を指名していた。
★ 喪主はおろか、そもそも派手な葬儀を嫌う次男は父親の真意がわからない。この7年間父親の面倒を見、家業の酒造を守ってきた長男を差し置いての喪主に周りの視線も冷たい。父、兄、職人、葬儀社の人々との葛藤を次男の視点で描く。父親はなぜ自分を喪主に指名したのか。彼なりの解釈はできたのだが・・・。
★ 葬儀の様相はここ20年で大きく変わった。直葬や家族葬が増えた。コロナ禍が拍車をかける。寺との関係も希薄になり、檀家制度も衰退していくかも。
★ 私立高校入試まであと7日。コロナ感染に細心の注意を払う。近隣の中学校では、学校での感染を恐れ、中学3年生の半数が自主休校しているという。結果として、学校としてもうまい具合に、丁度いい感じの人数におさまっているようだ。(当然ながら学校から「休んでくれ」とは言えないが、ホンネとしてはありがたかろう)
★ さて今日は、天祢涼さんの「父の葬式」(日本推理作家協会編「ミステリー傑作選 エスプリ」講談社文庫所収)を読んだ。杜氏の父親と反りが合わず、家を出て7年の次男。兄から父の訃報を知らされ、気は進まなかったが帰郷。父は遺言で盛大な葬儀を希望し、喪主には長男の兄ではなく絶縁状態の自分を指名していた。
★ 喪主はおろか、そもそも派手な葬儀を嫌う次男は父親の真意がわからない。この7年間父親の面倒を見、家業の酒造を守ってきた長男を差し置いての喪主に周りの視線も冷たい。父、兄、職人、葬儀社の人々との葛藤を次男の視点で描く。父親はなぜ自分を喪主に指名したのか。彼なりの解釈はできたのだが・・・。
★ 葬儀の様相はここ20年で大きく変わった。直葬や家族葬が増えた。コロナ禍が拍車をかける。寺との関係も希薄になり、檀家制度も衰退していくかも。