じゅくせんのつぶやき

日々の生活の中で感じた事をつぶやきます。

曽根圭介「妄執」

2022-02-07 19:36:16 | Weblog
★ 京都府公立高校前期の倍率が出た。ほぼ前年並み。私学の入試が先にあるので、その結果で辞退者が出る。最近は特に上位校でその数が増えている。私学志向が顕著ということだ。

★ 曽根圭介さんの「妄執」(日本推理作家協会編「ミステリー傑作選 エスプリ」講談社文庫所収)を読んだ。時代を先取りしているというか、今日を予知したような作品だった。

★ ストーカーというのは困ったものだ。何でも自分に都合よく解釈し、独りよがりな妄想の中で生きている。妄想の果てなのか、それとも妄想と現実のギャップに堪えられなくなったのか、破滅的な行動に出る人がいる。

★ この作品に出てくる2人の男もそうだ。ガソリンを使った「自爆」は今日ではあまりにリアルだ。不条理極まりないことだが、防ぐ手立てがないだけに厄介だ。フィクションの世界だけの出来事であって欲しかったのだが。

★ ドラマ「臨場」は1日1話ずつ楽しんでいる。
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