★ とにかく忙しい。体を動かく仕事ではないので肉体的には楽だが、次から次と塾生が来るので、ずっと拘束された感じ。試験が終わればこんな日が懐かしくなるのだが。
★ こんな日は軽い作品。知念実希人さんの「天久鷹央の推理カルテ」(新潮文庫)から「泡」を読んだ。
★ 27歳の診断医。見かけは女子高生のようだが、謎を解く能力は天才的。そんな彼女が、病気の原因と共に事件も解決していく。
★ 「泡」は、小学生の奇怪な体験がきっかけ。少年は暗い沼でカッパを見たというのだ。少年には夜盲症の症状はあるものの、それだけではカッパの正体はわからない。早速、部下の小鳥遊(タカナシと読む)医師と沼に向かう。そこで目撃したのは・・・。
★ 「ドクター・ハウス」というドラマがあったが、病気の治療は、まずは診断から。病気も事件も、データを積み重ね推理していくところは共通しているようだ。