ふたつめのひまわり

ふたつめも少し遅れて咲きはじめました。

しらたま ひかる

しらたまのトッピングをお願いしました。
＋２１０円！

すずしげデザート

「今年はまだ氷を食べてない～」とオットが言いだして、９月になってはじめての週末に、食べてきました。




フルーツフラッペと宇治氷白玉

おわりがあって、はじまりがある

毎日新聞で連載中だった、よしもとばななさんの『もしもし下北沢』がこの日曜日に終わりました。
週一の掲載で、とても楽しみにしていたのです。
ばななさんの小説はもちろんのこと、大野舞さんの画がいつもはっとするほど美しかったです。

どこかでこの『もしもし下北沢』が本になって発売されるというニュースを目にして、
えっ！もう終わるの？とあせったら、今回が最終回でした。

最終回で書き抜きたい言葉がありました。
ちょっこしご紹介しますね。

「この頭の中に、体を形づくる細胞たちに、瞳の中に、残っているいろいろな光景だけはだれにも奪えない、
ざまあみろ、時間よ。そう思って私はぎゅっとこぶしを握った。
　若くてみじめでなんにもないように見えても、この世のだれともその全部を共有していない、
でもいろいろなものを共有してあちこちの人たちと重なりあっているたったひとつの経験を持つ、
たったひとりの自分の貴重さが、しんしんと冷える星空の下でいっそうわかってしみてきた。」

たったひとつの経験を持つ、
たったひとりの自分の貴重さ

書き抜きながらこの最終回だけでも、多くの人に読んでもらいたなぁ、と思いました。

そうして、ばななさんの連載が終わった次の日、今週の月曜日から、待ちに待っていたＮＨＫＢＳ「街道てくてく旅」の秋編が始まりました。
春編に引き続き、熊野古道経由伊勢神社です。