福山一箱古本市当日、いろんなお客さまが声をかけてくれ、話をしました。
店側から見えるお客さまが本を選ぶ姿を見るのが、ほんとうにうれしい。
タイミングを見計らって、そっと隣に行き、ひよこカードを差し出し「これ、しおりにつかってください」と声をかける。
あれや、これやとうれしいことがいっぱいなのです。
で、にこにこしている帽子をかぶった男性がいて、いい感じの人と思っていると、声をかけられた。
話を聞くと、なんとフェイスブックでは何度かやりとりをしたことがある書店経営者の方でした。
フェイスブックでのやりとりというのが、彼があるときスーパーで「パンにぬるつぶあん」を見つけ、それがとてもお買い得価格だったので、
箱買いをして、そのつぶあんで羊羹を作ったり、お汁粉を作ったりしているという内容で、
あん好きの私がその話題に飛びついたのは、言うまでもありません。
で、まだストックがあるので、お店に来ていただいたら差し上げますよ!とコメントしていただき、ほくほくしていたのです。
いつかお店に行ける時があるかな~と思っていたところ、
なんと、その「パンにぬるつぶあん」と自家製のレモンを持って、マドレーヌひよこ堂まで、来てくださったのです。
しかも奥さまと愛犬も一緒という、なんというサプライズハッピー。
これも本が繋ぐおいしいご縁ですね。