【 適当な運動もせず、座りっぱなしの作業をしている人は、癌発症のリスクが高くなると、米国、日本で昨今、専門家が発表(詳細はググッて下さい)を。こうした発表は、その都度、その都度、変わってくるが、運動不足が体に悪いは、共通した見解かな。そう言えば、以前、30分のウォーキングするより、風呂掃除30分の方が運動消費量(100カロリー消費)は大きいと。在宅ワークを強いられている現在、風呂掃除は運動不足も解消、加えて、母ちゃんも喜ぶ、と、一石二鳥かな 】
檀家若者が「座り過ぎ(仕事、ゲーム、テレビなど)で、癌になる確率が高くなるというデーターが出てるを、住職は知ってるか」と。「拙僧を心配してくれてるんだろ。住職は、読経、相談受け、などの座り仕事だから。大丈夫だよ。毎日、朝5時から2時間、境内の掃除をして、それから本業務。月に5千キロ、車の運転を。立ったり、座ったり、歩いたりと。運動は出来てるから」「それなら、いいや。安心した」と。
続けて若者が「世界20ヵ国を対象の調査では、1日平均の座する時間が、世界の平均が5時間に対し、日本人は7時間だって。2020年発表の米国医学論文でも、座っている時間の長い人は、癌になる確率がかなり高いと。日本の癌治療に携わる医師も、癌になった人は、ならなかった人よりも、平均35分長く座っているとの研究結果を出してるよね。この僅か30分を運動に変えるだけで、癌発症のリスクが下がるんだって。具体的には、ウオーキングなど軽度の運動で8%減、サイクリングなど中等度の運動で、31%減になるんだって」と。
対し、拙僧「癌のリスクは、遺伝、感染を除き、喫煙、飲酒、食生活、運動不足、適正体重の管理不足だってね。でもさ、檀家の中には、90歳を超えて老衰で死ぬまで、毎日、煙草30本、飲酒5合、という爺さんを含め、不摂生者が何人かいたんだよな。『チマチマ生きていて、何が楽しいんや。ストレスが溜まって、余計に体を悪くするわい』が、口癖だったな。ネガティブな話ばっかりでは、恐怖を煽るだけだもんね。まあ、こんな人もいる、という話も、時にはいいかな。でも、運動はやっぱり大切だよね。座ってる時間の30分だけでも、立って運動に切り替えるだけで、癌(病気)のリスクが減るんなら、やった方がいいよね。拙僧の息子は、1日10時間以上、パソコンに向かって統計、設計の仕事をしているが、小さなウォーキングマシーンを踏みながら、立って仕事をしてるよ。ダイエットという訳でもなさそうだし、この癌リスクの情報を、どこかで仕入れたのかな。情報通だからね」「私もパソコンに向かいながら、息子さんと同じ事をしています」と、この檀家の若者が。