1分で読める小さなお寺の法話集

子育て、人材育成に関する法話を実話と歴史から紐解いて書いております。

【住職の法話。考え方を少し変えるだけで、苦しい人生が、楽しい人生に】 マンネリ化を打開するには、新たな風(自然発生、人工発生)に吹いてもらうか、吹かせるが、最も有効的な方策かもしれませんね。

2022-12-10 15:41:54 | 法話
読者30代男性が「昨日の住職の法話(結婚の話)を読んで、以前『マンネリ打開には、新たな風を吹かせる事』と書いていた住職の法話が脳裏に。私の家族が当にそれ。父が母を好きになって、結婚してくれたお陰で、母の家族は真反対の生活環境に。母の努力と辛抱もあっての事だが。縁というのは、不思議ですね」と。

【追伸】
この読者が「私の母の家族は、父親、つまり、祖父が全く働かない人で、母親、つまり、祖母が、朝早くから夜遅くまでパートを。どん底の生活だった時、母が自営業をしている父と知り合い、父は全てを承知の上で母と結婚を。今でこそ、父の会社はそれなりになりましたが、父と母が結婚した当初は、それは大変だったと。そうした中で父は気の毒がる母に『女の子しかいない家庭の娘さんを嫁に、と考える男性は、嫁さんの親を世話する気がないなら、初めから結婚など申し込まん事だ』と、父の両親(祖父母)が他界して後、母の両親を招いて同居を。私が中学生の頃だったかな。あれから、もう20年。祖父母は現在、何不自由なく生活を。体が不自由で結婚出来なかった母の姉も、父の会社で事務員として。思えば『結婚というたった1つの縁(新たな風)で、こんなにも様々な人の人生が変わるものなのか』と。まあ、この逆(悪い方へ)もあろうでしょうが。住職、この話を法話にして投稿して下さい。投稿すれば、様々に文句言いが物を言ってくるかもしれませんが、中には、結婚というものに、改めて向き合おう、と思われる人もおられるかもしれませんから」と、この30代読者男性(現在、婚約中)が拙僧に。