やっぱり幸せ♪

日常の色んなこと、特に発達障害を持つ息子との素晴らしき日々を綴っていきたいと思います。

強迫性障害

2015年06月06日 | 息子の広汎性発達障害と強迫性障害、適応障害

息子が、「頭の中に何かが浮かんで消えない」と言い始めて2ヶ月。
残念ながら、まだ治まる様子がなく、勉強やゲームに集中出来ずに困っています。

 

一昨日の「習字がうまく書けるかな」という不安にも通じるものがありますが、言葉であったり、形であったり、また言葉で説明出来ないような何かが、息子の頭の中を占領して、彼の生活を不安で落ち着かないものにさせているようです。

「どうしたら消せるの~?」「いつになったら治るの~?」と不安がる息子を安心させてあげたくて、今日、児童精神科の先生がいるメンタルクリニックを受診してきました。

 

近くには、大人の精神科か、紹介状のない初診は10800円の自己負担が必要で、尚且つ予約が1ヶ月以上先という大学病院しかないので、片道1時間程かけて、堺の「さわだメンタルクリニック」まで行ってきました。

 

この症状は、「強迫性障害」の「強迫観念」だということでした。

強迫性障害を引き起こす原因は、はっきりとは分からないそうですが、不安や緊張からくるストレスや、広汎性発達障害の特性が引き起こす場合もあるということでした。
薬で脳内のドーパミンやセロトニンの分泌量を調整することで、症状の改善がみられるようです。
もちろん、薬を飲んでも、効果があるかは人によるそうですが・・・。

 

私は、薬を飲むことには抵抗があり、もうしばらく様子をみようかとも悩みました。

去年の秋には、突然、「食べ物の中に何かが入っているかもしれない」と、気にして、息子は、ねずみのようにちょぼちょぼとしか食べ物を口にすることが出来なくなってしまいました。
ハイチュウのようなお菓子で、「入っているわけないやろ!」というようなものまで、3口ぐらいに分けて、確認しながらかじって食べて、そのため、食事の度にぼろぼろとこぼしまくっていました。
2日に1回はラグを洗濯しないといけない状況で、私は、本当に大変でしたが、本人は、「中になんか入ってるんちゃうかって、気になるんやもん!」と、それほど悲壮感はなかったので、様子を見ていると、3ヶ月ぐらいでいつの間にか治っていました。

 

今回も、あと1ヶ月くらいしたら、自然に治るかも・・・という思いと、本人が苦しんでいるのに、今すぐにでも治してやりたい・・・という思いが、私の中で戦っています。

 

薬は、1日の量としては、リスパダールOD錠0.25mgと、フルボキサミンマレイン酸塩錠12.5mg。
ごくごく少量から、様子をみることになりました。

 

息子の強迫観念が消えますように!
そして、薬の副作用が出ませんように!