イエス・キリストは、神の王国の良いたより宣明しながら、同時に行われた奇跡の業は、全き信仰を示した人や、信仰に関わりなく大群衆の中のあらゆる疾患、あらゆる病の人を哀れに感じて行われました(マタイ4:23;14:14)。しかも、すべて無償の業でした。イエスの行った癒しの業は、神エホバの愛と公正と知恵と力が調和よく見事に反映されていることを知ることができます。正にイエスの行った奇跡の業の数々は福音となり、マタイ、マルコ、ルカ、ヨハネの書に記されています。ルカの福音書に、10人のらい病人(ハンセン病人)を即座にいやした場面が次の通り記されています。
「そして、エルサレムに進んで行かれる途中、イエスはサマリアとガリラヤの真ん中を通っておられた。そして、ある村に入って行かれる際に、十人のらい病人(ハンセン病人)の人が彼(イエス)に出会ったが、彼らは遠く離れたところで立ち上がり、声を上げてこう言った。「イエスよ、先生、わたしたちに憐れみをおかけください!」。それで、彼らを見かけた時、イエスはこう言われた、「行って、自分を祭司たちに見せなさい」。すると、出かけて行く途中で、彼らは清められたのである。そのうちの一人は、自分がいやされたのを見て、大声で神(エホバ)の栄光をたたえながら戻って来た。そして、イエスの足もとにうつ伏して感謝した。しかも、それはサマリア人であった。イエスは答えて言われた、「十人が清められたのではありませんでしたか。ではほかの九人はどこにいるのですか。神(エホバ)に栄光を帰するために戻って来たのは,この他国の人(サマリア人)のほかにはだれもいなかったのっですか」。そして、その人にこう言われた。「立って、出かけて行きなさい。あなたの信仰があなたをよくならせたのです」」(ルカ17:11~19)。
上のルカの福音書に記されている通り、イエスは十人のらい病人(ハンセン病人)の要望に応じ、それらの患者に触ることもなく、すぐに治し、清い体に戻されました。しかし、十人のうち、神エホバの栄光をたたえながら、イエスに感謝をあらわすために戻ったのは、他国のサマリア人一人でした。同胞のユダヤ人の九人はサマリア人のように感謝を述べることなく、去って行ったままでした。イエスは他国のサマリア人に「あなたの信仰があなたをおよくならせた」と、述べ、ご自分の手柄にすることはありませんでした。栄光と賛美は神エホバに返されました。私たちもイエスの残された手本に見倣うことができます(ペテロ第一2:21)。
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