愛と公正(義)と知恵と力と命の源の神エホバは、ご自分の預言者イザヤを用い、出産の過程が始まると中断できないのと同じように、霊的イスラエルの再誕生も、ひとたび始まると止めることは出来ないことを明言されました(イザヤ66:9)。
神エホバは、生き返ったご自分の民をどのように扱われるでしょうか。イザヤは続く節で、神エホバの優しい世話について、心に触れる内容を記しています。イザヤは次のように記しています。
「エルサレムを愛するあなたたちは皆、彼女と共に喜び、歓喜せよ。彼女のことで嘆き悲しんでいるあなたたちは皆、彼女と共に大いに喜べ。あなたたちは彼女の慰めの乳房から乳を飲み、満足する。十分に飲んで、彼女の豊かな栄光を喜ぶ」(イザヤ66:10,11)。
ここで神エホバは、幼子に乳を与える女性の例えを用いておられます。赤子は、お腹を空かすとしきりに泣きます。しかし、母親の胸に引き寄せられて乳を飲むと、泣き声は、幸せな幸福感に変わります。それと同じく、バビロンに捕らわれているイスラエル人(ユダヤ人)の残りの者は、解放と回復の時が来ると、嘆き悲しんでいる状態から、幸福で満足した状態へと速やかに移ります。神エホバの民は喜び楽しむようになるのです。エルサレムは、再建されて再び人が住むようになると、栄光を取り戻します。次いで、エルサレムの都市の栄光は、神エホバの忠実な民を温かく包み込みます。エルサレムの住民は、以前のように、活動的な祭司団によって、霊的に養われるようになるのです。イザヤはこれらのことを生き生きと記しています。
さらに、イザヤは別の祝福について記しています。その内容は次回にお伝え致します。
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