愛と公正(義)と知恵と力と命の源の神エホバは、ご自分の預言者イザヤを用い、「新月から新月まで、また安息日から安息日まで」、人々がやって来てエホバにひれ伏することを予告しました(イザヤ66:23)。この預言は毎月、毎週、定期的に油注がれたクリスチャンたちと「大群衆」を構成するクリスチャンたちが神エホバをイエスを通して崇拝する時が来ることを予告していました。この預言は今日成就しています。
今日は、イザヤ書の最後の章66章の最後の節の紹介となります。この最後の節は「神エホバに適する者たちの最期」が記されています。神エホバは最終的に力を用い裁きを執行し、ご自分に敵する者たち処断される神でもあることを知ることが出来ます。イザヤは最後の節で次のように記しています。
「そして彼ら(エホバの民)は出ていき、私(エホバ)に反対した者たちの死体を見る。それら(死体)に湧いた虫は死なず、それらを燃やす火は消されず、それらは全ての人にとって不快なものとなる」」(イザヤ66:24)。
イエス・キリストは神の王国の関心事を第一にするよう弟子たちを励ました際、上のイザヤの預言の聖句を念頭においておられたようです。イエスは次のように述べられました。「もし、一方の目があなたの信仰の妨げとなるなら、それを棄て去りなさい。片方の目を失って神の王国に入る方が、両目があるままゲヘナ(当時のエルサレムの埋葬に値しないとみなされた人たちの人焼き場)に投げ込まれるよりは、よいのです。ゲヘナでは、うじは死なず、火は消えません」(マルコ9:47,48.マタイ5:29、30;6:33)。ゲヘナの火が焼き尽くさなかった物は、ウジが食い尽くしました。ですから、イザヤの聖句は、神エホバに反対する・敵対する者の最期を示す、適切な描写となっています。
上の聖句のイザヤ書を読むと、火や虫の言及は、陰鬱な内容で終わっている、と言えるのではないでしょうか。神エホバに公然と敵対する人々は、そう思われるに違いありません。しかし、神エホバのご意志を学び守り行なう民である人々は、神エホバの目に邪悪な者の永遠の滅び関するイザヤの記述に大いに励まされています。神エホバの民は、敵が優位に立つことはない、という、この保証の言葉を必要としています。神エホバのみ名にそしりをもたらして来た敵たちは、永遠の滅びを被るのです。それゆえ、平和を求める神の民には。「苦難は二度と生じない」のです(ナホム1:9)。神エホバの言葉を定期的に学び、内容を黙想し、適用する人たちは、永遠の祝福が与えられます。それは聖なる神エホバの栄光と賛美を帰すことになるのです(詩編1:1~4)。
長い期間に亘り、イザヤ書の紹介にお付き合いしてくださいました、皆様方に心から感謝致します。皆様方に神エホバの保護と祝福が豊かでありますようにお祈り致します。絶えざる感謝を添えて♪
次回からは地上に存在した最も偉大な人;イエス・キリストについてお伝え致します。
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